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ポーランド生まれのタンスマンは、1919年にパリに移り、パリの作曲家とすぐに親しくなりピアニスト、作曲家、指揮者として活躍を始めました。ルーセル、ラヴェルそしてミヨー、オネゲルら6人組との付き合いから、彼の作風は、初期のショパンの影響の強かった頃から大きく変化しました。彼は主にパリに定住していましたが、第二次世界大戦中はアメリカでストラヴィンスキーの補佐を務め、映画音楽にたずさわったり、コンサートを開いたりしました。作品としては、オペラ、バレー作品、7つの交響曲、特にギター曲が有名です。「ソナチネ」(1925)は、タンスマンの若きパリ生活をうかがわせるフレッシュな作品です。ルイ・フルーリーのフルートと作曲家自身のピアノにより初演されましたが、精気あふれるものだったと想像されます。I.Modere開放的で快活な音楽。II.Intermezzo間奏曲。III.Scherzo当時のパリではアメリカのポピュラー音楽からの影響がとても強かったことがこの楽章を通して伝わります。IV.Notturnoフルート・ソロで始まる印象的な楽章。V.Finale(Allegro grazioso)シンプルに作られた楽章。郷愁を誘うような終わり方です。(解説/三上明子)ニュース
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