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「冥」 は、1961年暮れ、英国ケンブリッジにて、作曲者の恩人であったシュタイネッケ博士の訃報に接して作曲されました。作曲者のことば弔笛 (しのびふえ)。笛の音は比世と彼世、ふたつの世ながらに響くという。「冥」くらい。ふかい。遠い。とおざかる。黙して思う。宇宙的無意識。日本の伝統音楽と通じながらも、この曲の書法は、一音をゆるがせにしない計算されつくした構成から成っています。1992年に亡くなったイタリアのフルーティスト、S.ガッゼローニによって委嘱、初演されてから、日本はもとより、世界のフルーティストによって数々の名演が生み出されている現代音楽の古典とも言える名曲です。(解説/三上明子)ニュース
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