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リーバーマンは、1961年、ニューヨーク生まれの作曲家。作曲をデイヴィット・ダイヤモンド、ヴィンセント・パーシケッティに学び、ジュリアード音楽院から博士号を授かっています。彼の作品の成功は目覚ましく、国際的に多く取り上げられ、重要な委嘱作品を次々に書き上げている有力な作曲家と言えましょう。フルートのレパートリーとしては、ジェームズ・ゴールウェイのために書かれた 「フルート協奏曲」 があります。「フルートとピアノのためのソナタ」 は、1987年に、ポーラ・ロビソンのために書かれた作品です。一見して、非常によく仕上げられたソナタだと思いました。全体は、構成のすぐれたレントの第1楽章と急速な技巧を要するプレストの第2楽章、から成っています。特に、フルートの特性を活かして、ダイナミックな音楽を作り上げている第1楽章の出来映えに興味をひかれました。再現部の前に、楽劇 「ワルキューレ」 のヴォータンのメロディーが暗示として使われています。このソナタからは、それぞれの演奏者によって、違う可能性を引き出せるように思いました。(解説/三上明子)スタッフより
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