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ピエール・マックス・デュボワ (1930-1995) はフランスで活躍した作曲家で、パリ音楽院において学び、ミヨー、フランセ、プロコフィエフの音楽の影響を受けた作曲家です。そのために新古典主義的な作風、傾向の強い作品が多く、管楽器を学ぶ者にとっては注目されている作曲家の一人です。特に木管楽器のアンサンブルは多く、その大半はパリのLEDUC社から出版されており、この 『四重奏曲』 もそのシリーズの一曲です。近代フルートアンサンブルの歴史は、アルビージやロレンツォの功績に負うところが多いが、基本的な四重奏の形態は、ボザ 『夏山の一日』 カステレード 『笛吹きの休日』 とこの 『四重奏曲』 によって確立されたのです。この曲は近代フランス音楽にふさわしく、4楽章の組曲形式で構成されており、各楽章にアンサンブルの種々の妙技が折り込まれており聴衆を魅了することでしょう。フルート四重奏団を結成する際の初レパートリーとして最適です。終始一貫して祭りの賑わいを躍動感の満ちた動きで印象づける 《祭り》西仏ブルターニュ地方の古い舞曲 《パスピエ》美しい民謡風メロディーを奏でる 《哀歌》南仏プロヴァンス地方の長い太鼓を意味するリズミカルな舞曲 《タンブーラン》以上の5曲から成る 「笛版フランス組曲」 です。リズムが乱れ脱線し後の 《祭り》、音程が合わず悲しい 《哀歌》 にならぬよう、結成公演の御成功をお祈りします。(解説/佐野悦郎)スタッフより
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