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楽譜・詳細情報

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    モーツァルト、ヴォルフガング・アマデウス/Mozart, Wolfgang Amadeus
    FLOTENQUARTETTE,URTEXT, KV285, 285A, 285B, 298 POCKET SCORE
    フルート四重奏曲 KV285,285A,285B,298 原典版 ポケット・スコア

    • 編成分類
    • フルートと弦楽器を含む4重奏
    • 楽器編成
    • Fl.Vn.Va.Vc 編成表記の凡例
    • 作曲家時代
    • 古典
    • 作曲家生国
    • Austria
    • 難易度
    • BC 難易度設定基準
    • 出版社
    • HENLE
    • 出版No.
    • HN9635

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解説

『第3番 ハ長調 KV Anh.171(285b)』 この「ヘンレ原典版」はボスラー社が刊行した初版パート譜(1778)を基にH.ヴィーゼが編集校訂をしています。第1楽章 3/4 Allegro[C]はソナタ形式、第1主題[C]は下行分散和音の旋律が爽快に流れ、第2主題[G]はメヌエット風の下行分散和音が特徴的です。展開部[g]は上声部(Fl.Vn.)と下声部(Va.Vc.)との悲しいカノンが明暗をなします。再現部では第2主題[C]の転調を重ねた拡大が特徴です。第2楽章 2/4[C]は愛らしい「主題」2/4 Andantinoと「6つのリズム変奏曲」で構成されます。第1変奏[C]はフルートの3連符変奏、第2変奏[C]はヴァイオリンの細分化された分散和音と音階の変奏、第3変奏[C]はチェロの16分音符による分散和音変奏、第4変奏[c]は短調でフルートとヴァイオリンが寂しく「マンハイムのため息」動機を奏でます。第5変奏 Adagio[C]はフルートが優美にセレナードを奏で、第6変奏 3/4 Allegro[C]ではメヌエット風舞曲を共に楽しく踊ります。この作品は作曲家の自筆譜が不明なために、作曲年代は通説(1777年 12/25〜1778 年2/4)、新説では第1楽章が(1781〜82年)、第2楽章の編曲結合は(1784〜88年)です。ちなみに、この第2楽章は偽作とされ、グラン・パルティータ「13管楽器のためのセレナード KV 361 (KV 370a)」の6楽章の「主題と変奏曲」とが同一曲であり、新説では他人が補筆して加えたものとされています。 『ニ長調 KV 285』  1777年にアマデウスは母と共にマンハイムに赴き、マンハイム宮廷楽団の名フルーティスト、J.B.ヴェンドリング(1720-1797)と親交を重ねます。そこで、彼を介して富豪の音楽愛好家F.ドゥジャンから「フルート用に軽くて短い協奏曲3曲と四重奏曲2曲を作曲して欲しい」との作曲依頼を受けます。アマデウスはヴェンドリングに触発され、これにより世界で最も有名な協奏曲と四重奏曲が生まれました。中でも特に有名なこの四重奏曲 KV 285は、3楽章で構成され、第1楽章 Allegro 4/4 [D]、ソナタ形式の第1主題 [D] は、弦が刻む伴奏音形上に爽快な音階旋律がトリルで飾られ華麗に舞い踊ります。第2主題 [A] は3連符上行音階主題が躍動し、次に対照的な下行旋律が愛らしく歌います。展開部は第1主題が哀歌 [a] に変わり嘆き、弦の推移主題が転調 [F-d-g] を重ね、再現部となります。第2楽章 Adagio 3/4 [h] は悲しみのセレナードで、弦がギター伴奏のように弾く分散和音(Pizzicato)上に、フルートが美しいカンティレーナを情感込めて歌います。第3楽章 Rondeau. Allegretto 2/4 [D] はロンド形式。ロンド主題 [D] は弦が16分音符で伴奏する中を流麗に舞い踊り、第1挿入句 [A] はロンド主題を模して統一を図り、第2挿入楽句 [G] は跳躍動機主題が軽妙にヴィオラと対話を重ねます。(解説/佐野悦郎)


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