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20世紀を代表する作曲家のひとり、メシアンの音楽は神秘主義的カトリシスム、複雑で論理的な作曲技法、異国的なリズム、鳥の声への徹底的なこだわりなどから、現代音楽の中で特異な位置を占めています。教育の面でも、直接の弟子としてブーレーズ、シュトックハウゼンを育てているばかりでなく、広く世界の作曲家に影響を与えました。「黒つぐみ」 は1951年にパリ音楽院卒業試験の課題曲として作曲されました。フルートの表現の多様さを鳥の鳴き声を通じて大いにアピールした名作です。2回現れるフルート・ソロの部分では、、ファンタジーを伴った鳥の鳴き声の模倣が試みられ、第2楽章ラルゴは、オペラのアリアを思わせます。フィナーレにあたる [vif] では、ピアノの右手と左手が厳密なセリーの展開を繰り広げる上でフルートのさえずりが、最高潮を迎える効果的な構成を取っています。(解説/三上明子)スタッフより
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