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この曲は変化に富んだ5つの特徴的な小品から構成されています。カステレード、ベルトミューの四重奏曲のように、我が国で先駆けてポップス系リズムを用いて書かれた名曲です。「I.エメラルドグリーンの風」は近代フランス音楽のラヴェルやドビュッシーのような響きの中、爽やかな初夏の風を想わせる主題が各パートにリレーされます。中間は主題が変化して色彩感に溢れます。「II.真紅のルビー」はポピュラー音楽の美しい響きの中、旋律が陰影を放ちながら魅惑的に舞います。「III.ブラック・インヴェンション」は擬古典主義的で、悲しげな主題が各パートに模倣され、展開されます。その主題は古典的演奏でも、スウィング調でも、場に即した“ノリ”で表現できます。「IV.紫の薔薇」はラヴェル風の優美な響きに誘われて、主題旋律は雅やかに舞います。「V.ブルー・パステル」はサンバ調の激しいリズム連打が大変楽しく、4人が一つになってハーモナイズされた躍動的主題を吹きまくり、サンバ・ホイッスルで終わります。 (解説/佐野悦郎)スタッフより
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