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これは画家ロートレックを【2つの音の絵】で描いた作品です。I.「序奏」は第2曲目に再現される主要な3つの主題から構成されています。それらは、@感情むき出しの激しい主題、Aグロテスクな歪んだ複雑なリズムの主題、B悲劇的主題で、画家の複雑な内面感情と外観を表しています。II.「人生の楽しみ」はワルツを踊り 、シャンソンを歌い、残酷で非人間的な社会の現実の中での葛藤が渦巻き、Aの主題に続き、快楽のワルツを夾み、Bと@の主題が再現されます。最後「静寂の悲しみ」は画家の短い生涯の鎮魂歌を奏でます。貴族出身のロートレック(1864-1901)は少年時代の事故が元で両足の成長が止まり、小人となり、波瀾の生涯をおくりました。画家を志し、モンマルトルを安住の住み家として歓楽街のキャバレーで酒を飲み交わし、お気に入りの歌手や踊り子と親交を持ちました。鋭い観察力でそれらの舞台裏の情景画や人物画を描き続け、アルコール中毒で短い波瀾の生涯を閉じました。(解説/佐野悦郎)スタッフより
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