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テレマンは、ライプツィヒでは自ら組織したコレギウム・ムジクムのために、アイゼナハ、ドレスデン、ダルムシュタットでは各宮廷楽団のために、またフランクフルトやハンブルクでは市民のために、様々な楽器編成による国際的な趣味を持つ多種多様な協奏曲を約100曲以上書き残しています。この作品もその1つです。教会ソナタ様式の4楽章(緩―急―緩―急)で書かれ、哀愁を帯びた旋律と情熱的な民族的舞曲の対比が見事です。第1楽章 3/4 [e] は穏やかな和声的伴奏上にリコーダーとフルートの典雅な3度並行旋律が響き、時折対話を繰り返します。第2楽章 4/4 [e] はリトルネッロ形式で、通奏低音が躍動しリコーダーとフルートの情熱的なフガート風旋律が模倣し、競奏し合います。第3楽章 4/4 [E] は伴奏がピッツィカートを奏する中、リコーダーとフルートが明るいアリア風旋律を優美に模倣し合い絡み合います。第4楽章 4/4 [e] は熱情的なロンド風のポーランド舞曲主題が長い持続低音 [e] 上に鳴り続く中、激しく躍動します。その間を縫って前半挿入句のSoliはフガート旋律 [e-G] が模倣し、後半Soliは分散和音動機 [D] が軽妙に躍動し対話します。スタッフより
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