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この曲は妖精の踊りを4つの音の絵にした舞踏曲です。I.「ダフニスの嘆き」神秘的な静けさの奥から美しい笛が響く序奏部に続き、Andante Pastoraleでは、シチリア島の羊飼いダフニスの死を嘆き悲しむ「シチリアーノ」を歌います。II.「小妖精の踊り」軽やかな分散和音に乗ってピッコロが北欧の小妖精のダンスを軽妙なリズムで踊ります。vivoではフルートに持ち替え技巧的な3連音符が続き、中間部では6度音程で奏でる穏やかな牧歌の流れに乗って軽快なダンスを踊り、やがてクライマックスに達します。III.「パンの森」半獣神パンは羊を監視する神で、穏やかな牧歌を奏で、徐々に旋律が重なり美しい綾を描きます。IV.「妖精の踊り」副題には「ケルト妖精」「太陽の妖精」「ディスコの妖精」とあり、躍動感溢れる現代風ディスコ・ダンスに変身し妖精が、時折、変拍子を交えたロンド主題となり3回、その姿を現します。その間に挿入部主題はピッコロが主役となり、伸びやかなメロディーラインが空を舞うように華やかに弧を描き、響きわたります。作曲者のチェスノコフはウクライナ出身で、フランスで活躍するピアニストでもあります。(解説/佐野悦郎)スタッフより
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