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メキシコ出身の作曲家ジーマンは、長らくニューヨークに在住し、ジュリアード音楽院の音楽理論と分析クラスの教授を担当しながら多くの作品を発表してきました。「フルート・ソナタ 第1番」は、1994年にメキシコで初演された後、楽譜が出版されてからはアメリカでも多く演奏されるようになり、フルートのレパートリーのスタンダードな作品に位置づけられるようになりました。現在、出版されている第2版の楽譜では、テンポのメトロノーム表示が変更され、演奏を聴き重ねるうちに変わった作曲者の意図を反映しています。第1楽章 Allegro assai ソナタ形式。周到に構成されたエネルギッシュな第1主題を軸として展開します。ジャズの語法を取り入れたピアノとの掛け合いが見事です。第2楽章 Lento e molto espressivo 瞑想的な内容。第3楽章 Presto ロンド形式。フルートの主題と同じ音型を執拗に繰り返すピアノ・パートが作用し合って独特な高揚感を作り出しています。 (解説/三上明子)スタッフより
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