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スタッフのおすすめ「フルート・ピアノ」(作曲家O-Z) STAFF'S RECOMMENDATION
このコーナーでは、ムラマツのスタッフが、長年の経験から「これは!」と思う楽譜を、その目的や内容の解説付きでご紹介します。
定期的にご紹介する楽譜を更新して行きますので、皆様の目的に応じた「使える」楽譜が見つかることと思います。
アンコールピースにおススメ!
SICILIENNE
楽譜ID : 1890
パラディス、マリア・テレジア・フォン / Paradis, Maria Theresia von
シシリエンヌ
SICILIENNE
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ウィーンに生まれたパラディスは、幼い頃に視力を失いますが、サリエリらに音楽を学び、ピアニスト・オルガニストとしての才能を認められ、モーツァルトも彼女のためにピアノ協奏曲(K.456)を贈ったといわれています。 作曲も多かったものの、ほとんど現存せず、最も有名な曲とされているのがこのシシリエンヌです。 もとはピアノの為に書かれた曲ですが、フルートで奏でるのにもよく合う、優美なメロディーの小品です。 短い曲なので、アンコールピースとしてもお薦めです。
【中級者向け】演奏時間:約3分(NI)
こんなバラードご存知ですか?
BALLADE
楽譜ID : 9693
ペリルー / Perilhou, Albert
バラード
BALLADE
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フルート&ピアノの「バラード」といえば、マルタンやゴーベール、ライネッケ作曲のものなどが有名ですが、その他にもたくさんの作曲家によってバラードが作曲されています。その中から1曲ご紹介したいと思います。ペリルーはフランスの作曲家で、このバラードは、1910年のパリ・コンセルヴァトワールの卒業試験のために作曲されました。力強いピアノの前奏から始まり、それを受けるようにフルートも力強いメロディで入ります。そして、その後は流れるような美しいメロディが続きます。きっと一度吹いたら忘れられなくなることでしょう!ダブルタンギングで演奏する部分が少ないので、タンギングがあまり得意でない方には特にオススメします。
演奏時間:約6分半 (I)
花の季節にこんな曲はいかがでしょうか?
FROSOBLOMSTER(FLOWERS FROM FROSO)
楽譜ID : 22248
ペッテション=ベリエル、ヴィルヘルム / Peterson-Berger, Wilhelm
フレースエーの花々
FROSOBLOMSTER(FLOWERS FROM FROSO)
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スウェーデンの作曲家ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867-1942)の作品をご紹介したいと思います。彼は、音楽評論家や王立オペラのプロデューサとしても活躍し、スウェーデン音楽界ではよく知られる存在だったといいます。『フレースエーの花々』は、原曲は21曲からなるピアノ小曲集ですが、その美しいメロディーゆえに管弦楽や他楽器への編曲も数多く行われています。その中から最初の6曲を、スウェーデン出身のフルーティスト、イエラン・マーカソンがフルートとピアノ用に編曲したのがこの楽譜。それぞれ数分程度の短い小曲ですが、思わず口ずさみたくなる明快なメロディが印象に残ります。初級〜中級程度の方でも技巧的には問題無く演奏できるでしょう。ちなみに『フレースエー』というのはスウェーデン北部の湖に浮かぶ島の名前で、作曲家はこの美しい島をこよなく愛し、ついには別荘を建てて移り住んだそうです。そんな作曲者の日常の情景を綴った絵日記のような作品です。さらりとエレガントに演奏してみるといいかもしれません。
(A)
タンゴ界の革命児、ピアソラ(Fl.Pf)
ASTOR PIAZZOLLA DUO 1 (ARR.SOLDA)
楽譜ID : 30757
ピアソラ、アストル / 曲集 / Piazzolla, Astor / Album
アストル・ピアソラ・デュオ 第1巻
ASTOR PIAZZOLLA DUO 1 (ARR.SOLDA)
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ASTOR PIAZZOLLA DUO 2 (ARR.SOLDA)
楽譜ID : 30758
ピアソラ、アストル / 曲集 / Piazzolla, Astor / Album
アストル・ピアソラ・デュオ 第2巻
ASTOR PIAZZOLLA DUO 2 (ARR.SOLDA)
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この楽譜は、ピアソラが遺した数々の名曲から数曲をピックアップし、フルートとピアノ用にアレンジしたものです。
第1巻には代表作の「リベルタンゴ」をはじめ、「ジャンヌとポール」などのピアソラの世界観がたっぷり詰まったタンゴ、かなりクラシック寄りの美しい「アヴェ・マリア」などが収録されています。
第2巻には、様々な編成でよく演奏される「鮫」「忘却」の他、あまり聴く機会のないものも多く収録されています。
アルゼンチンとNYで育った背景を生かし、タンゴにジャズやクラシックの要素をふんだんに採り入れた彼の作品は、どれも艶のある遠い異国の響きがします。熱く甘く切ないタンゴは、コンサートのプログラムのアクセントや、アンコールにもおすすめです。
【初・中級者向け】 (AN)
さらにピアソラを極めたい方のために
25 PIAZZOLLA TANGOS (ARR.DAVIES)
楽譜ID : 33063
ピアソラ、アストル / 曲集 / Piazzolla, Astor / Album
25のピアソラ・タンゴ集
25 PIAZZOLLA TANGOS (ARR.DAVIES)
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いまだにピアソラ人気は衰えません。これまでに何冊のピアソラ曲集が出たことでしょうか。
この楽譜は「アディオス・ノニーノ」や「リベルタンゴ」は当たり前、もう「オブリヴィオン(忘却)」や「エスクアロ(鮫)」も吹いちゃったよ! というアナタのための曲集です。といっても、全25曲中2曲は「リベルタンゴ」「オブリヴィオン(忘却)」と有名どころも入っていますが、後は「ムムキ」が知られている程度でしょうか。ほとんどの曲は劇音楽や映画音楽として作曲されたものです。ちなみに「オブリヴィオン」も映画「エンリコ4世」(1984年、マルチェロ・マストロヤンニ主演)の音楽です。コメディー・フランセーズのシェークスピア劇「夏の夜の夢」(1986)のための音楽からは「序曲」「職人 I」「踊られた」「デュオ I」「ミロンゴ」「官能的」の6曲。同じくリシャール・ガリアーノが音楽監督を務めた舞台作品「芸術家一家」(1989)から「誕生の歌」「ポポの歌」「センティメンタル」「タンゴ・終曲」の4曲。映画「タンゴ−−ガルデルの亡命」(1985)からの「不在」。映画「スール その先は・・・愛」(1988)から「夢」「南へ帰ろう」の2曲。さらに音楽を担当するはずだったピアソラが病に倒れたため、バンドネオン奏者のネストル・マルコーニが「夏の夜の夢」から編曲・演奏した「ラテンアメリカ 光と影の詩」(1992)から「エル・ビアヘ(旅)」が取り上げられています。また、1988年にリリースされ、収録曲が1997年の香港映画「ブエノスアイレス」で使われて有名になったLP「ラフ・ダンサー・アンド・ザ・シクリカル・ナイト」から、「3人のためのミロンガ」「ミロンガ・ピカレスク」「ストリート・タンゴ」の3曲も。あとは「フラカナパ」「新世界」「精神病」「シン・ルンボ」「すべては過去」の5曲で、全体としてはピアソラ自身が録音を残していない曲もかなり含まれています。25曲をこうして眺めてみると、この楽譜が他のピアソラ曲集とひと味違ったものであることが分かってきます。フルートの新しいレパートリーを広げるのにはなかなか良さそうな楽譜です。
(SR)
ピアソラとフルート
HISTOIRE DU TANGO (ARR.VARELAS)
楽譜ID : 25676
ピアソラ、アストル / Piazzolla, Astor
タンゴの歴史
HISTOIRE DU TANGO (ARR.VARELAS)
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アストル・ピアソラはフルートのオリジナル曲を2曲残しました。無伴奏フルートのための「タンゴ・エチュード」と、フルートとギターのための「タンゴの歴史」です。特に1986年にリエージュのギター・コンクールのために作曲された「タンゴの歴史」は発表後大変な人気を博し、楽譜が出版されてからはムラマツでも「フルートとギターのための楽譜」のベスト・セラーとなりました。プロ、アマチュアを問わず、フルーティストたちの間で高く評価されるこの曲の演奏上の大きな問題の一つは、フルートも易しくはありませんが、ギターが大変難しく、この曲を弾きこなせるギタリストが中々いないということです。 この楽譜は、ギター・パートを忠実にピアノに置き換えた編集版ですので、これまでギタリストがいないためにこの曲を演奏できなかった方々も、この楽譜があれば問題なく演奏することができます。これを機会に、ギター伴奏ということで今まで「タンゴの歴史」を敬遠して来られた方々も是非挑戦してみてください。なお、この楽譜はフルート用以外にヴァイオリン用のパート譜も付いているので、ヴァイオリンの演奏にも使えます。また、別売りで、ハープ伴奏用の楽譜も出版されています。
(SR)
フランス近代作品
SONATE,OP.36
楽譜ID : 7691
ピエルネ、ガブリエル / Pierne, Gabriel
ソナタ OP.36
SONATE,OP.36
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この作品は、教会オルガニストの職を辞め作曲に専念しはじめた1900年に、「ヴァイオリン・ソナタ」として書かれた作品を、ピエルネ自身がフルート用に編曲したものです。フランスの作曲家ピエルネは同じパリ音楽院で勉強をしていたドビュッシーとかなり仲が良かったようで、ドビュッシーの作品の指揮者としても有名でした。フルートの曲としては、独自の技巧が格別に展開されるわけではないですが、素直で、とても楽しめる曲です。
【上級者向け】 演奏時間:約22分 (N)
フルートで吹く「椿姫」 2
LA TRAVIATA, KONZERT-WALZER OP.378
楽譜ID : 22482
ポップ、ウィルヘルム / Popp, Wilhelm
椿姫 協奏曲−ワルツ OP.378
LA TRAVIATA, KONZERT-WALZER OP.378
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ドイツの作曲家ポップは、コブルクに生まれ、クンマーやドゥローエにフルートを師事しました。2003年は没後100年にあたり、数多くの作品が出版されています。この作品には「ああ、そはかの人か」「花より花へ」「乾杯の歌」の3曲が使われており、短いカデンツァ部分や変奏部分があります。上述のジュナンのものに比べると難易度は下がりますので、「椿姫」をフルートで吹いてみたいけどジュナンのは難しいから…とお考えの方におすすめします。
【中・上級者向け】 (I)
プッチーニ・オペラのアリア名曲集
PLAY PUCCINI:FLUTE (WITH CD)
楽譜ID : 25546
プッチーニ、ジャコモ / 曲集 / Puccini, Giacomo / Album
プレイ・プッチーニ(模範演奏・カラオケCD付)
PLAY PUCCINI:FLUTE (WITH CD)
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イタリアのオペラ作曲家プッチーニの作品から、有名なアリアを集めてフルート用に編曲したアルバムが出ました.。オペラファンならずとも、一度は耳にしたことのある美しい旋律の曲ばかりです。ピアノ伴奏譜とカラオケCDの両方がついていますので、サロンコンサートのアンコールに、また旋律を歌う練習に、用途の広い曲集です。
【初・中級者向け】 (T)
スロヴェニア民族色のある美しいソナタ
PRIMA SONATA OP.3
楽譜ID : 26201
プチハール、ブラシュ / Pucihar, Blaz
第1ソナタ OP.3
PRIMA SONATA OP.3
詳細情報はこちら
作曲者のプチハールはスロヴェニア出身のピアニスト・作曲家で、夫人のアナがフルーティストのため、フルートの曲もいくつか作曲しています。この「プリマ・ソナタ」は2003年の作で、軽快なメロディーの“Allegro ritmico”、民謡風な響きを持つ“Scherzo”、穏やかで美しい“Cantabile”,速いパッセージが華麗な“Finale”の4楽章からなり、イベールやボザなどのフランス近現代曲を思わせる、明るい響きの美しいソナタです。現代奏法は出てきませんので、新しいレパートリーとしてリサイタルなどに取り組んでみてはいかがでしょうか。
【上級者向け】 (T)
ラフマニノフの代表曲をフルート&ピアノで。
RHAPSODY ON A THEME OF PAGANINI:18TH VARIATION
楽譜ID : 24538
ラフマニノフ、セルゲイ / Rachmaninov, Sergei Vassilievich
パガニーニの主題による狂詩曲より 第18変奏
RHAPSODY ON A THEME OF PAGANINI:18TH VARIATION
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原曲はピアノと管弦楽のための協奏曲で、ラフマニノフらしい技巧を凝らした華やかな名曲です。特にこの第18変奏曲はメロディーがとても美しく、単独でもしばしば取り上げられるラフマニノフの代表曲の一つです。「ヴォカリーズ」同様に、指のテクニックの難しい曲ではありませんので、ラフマニノフのメランコリックなメロディーを歌っていただきたいと思います。
(T)
ライネッケ、もう一つの名曲
BALLADE,OP.288
楽譜ID : 1279
ライネッケ、カール・ハインリヒ / Reinecke, Carl Heinrich Carsten
バラード OP.288
BALLADE,OP.288
詳細情報はこちら
カール・ライネッケはドイツ・ロマン派を代表する作曲家・ピアニストでした。1860年にはライプツィヒのゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者としても活躍しました。フルートのための作品としては、ソナタや協奏曲も作曲しており、今でもよく演奏されているので、耳にされた方も多いのではないでしょうか。しかし、今回はライネッケのもう一つの名曲ともいえる『バラード』をご紹介したいと思います。
バラードとは、14世紀にとくに親しまれた音楽形式のひとつであり、暗く、抒情的な作風が特徴ともいえます。このバラードは作品番号から、最晩年の作品と思われます。もともとはフルートとオーケストラによるもので、楽譜のピアノ譜には原曲の楽器が記されていますので、イメージをふくらませる参考になるでしょう。ゆっくりとした悲愴感漂う中にもときおり見せる明るい響きがライネッケらしい、ステキな作品です。
【中・上級者向け】 演奏時間:9分20秒 (B)
爽やかロマンティック!(B-fl.Pf)
DREI FANTASIESTUCKE OP.43 (ARR.RAINFORD)  (ORIGINAL FOR VA & PF)
楽譜ID : 31767
ライネッケ、カール・ハインリヒ / Reinecke, Carl Heinrich Carsten
3つの幻想小曲集 OP.43
DREI FANTASIESTUCKE OP.43 (ARR.RAINFORD) (ORIGINAL FOR VA & PF)
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ヴィオラの原曲を原調のままバス・フルート用に編曲した、掘り出し物の楽譜のご紹介です。バス・フルート用と表記されていますが、ト音記号で記譜されており音域にも無理はないので、コンサート・フルートでも問題なくお吹きいただけます。
作曲家のカール・ライネッケは情緒豊かな作品を多く残しているドイツの作曲家で、フルートの作品では「協奏曲」が有名です。宮廷ピアニストや指揮者、音楽院の教授としても活躍し、グリーグやヤナーチェクなど歴史に名を残す作曲家を育てました。
3楽章からなるこの曲は彼の若い頃に作曲されたもので、全て通して15分ほどの驚くほど耳馴染みの良い作品です。 流れるようなピアノ伴奏に夢見るような旋律が乗る第1楽章は、最初の1フレーズでライネッケワールドに引き込まれてしまう、ゆったりと温かな幸福感に溢れた楽章です。 続く第2楽章は、軽やかでリラックスした雰囲気と、中盤に顔を出す感傷的な旋律との対比が印象的です。繰り返しの多い楽章ですが、肩の力の抜ける抜群の雰囲気で、聴いていて飽きることがありません。 可愛らしく、軽快なリズムがヨーロッパの農民のダンスを思わせる第3楽章。フルートで演奏するのが難しそうな箇所は、オリジナルとフルート版の二段譜になっています。素朴さと華やかさ、相反する要素が同居する賑やかさがあり、さらっとアンコール・ピースとして演奏するのも素敵です。
全楽章通して、この曲は基本的にハッピーです(笑)。透明感のある、耳に残るメロディーが心地良く、頑張りすぎず楽しく演奏していただくと良さが引き立つ作品です。発表会や、演奏会のメイン曲に華を添えるのに、きっと一役買ってくれるでしょう。
【中級者向け】 演奏時間:約15分 (AN)
ライネッケの隠れた小品はいかがでしょうか?
LEICHTE STUCKE
楽譜ID : 27547
ライネッケ、カール・ハインリヒ / Reinecke, Carl Heinrich Carsten
易しい小品
LEICHTE STUCKE
詳細情報はこちら
ライネッケの隠れた作品をご紹介いたします。
ドイツロマン派の作曲家、カール・ライネッケ。作曲家でありながら、ピアニストとしても活躍しました。ピアノ独奏曲を数多く残している中でフルート作品は数少なく、ソナタ「ウンディーネ」やフルート協奏曲は演奏する機会や聴く機会も多いことと思います。
今回ご紹介する作品は、「易しい小品」と題し、1〜2分程度の短い曲が6つ収録されたヴァイオリンまたはフルートのための小曲集です。一曲ずつテーマがあり、短い曲の中にも転調が組み込まれていて、曲によって雰囲気も異なります。軽快に流れるようなピアノ伴奏と共に、情緒豊かなライネッケの音楽を手軽にお楽しみいただける一冊です。ソナタや協奏曲を演奏会には取り上げるには少々長い・・・、もう少し易しいライネッケの作品を演奏したい、という方におすすめです。そんな時、この小品はいかがでしょうか?ライネッケの新たな魅力が発見できるかもしれません。
Primula veris プリムラ・ヴェリス/Serenata セレナーテ/Bitte お願い/Unbekummert sans souci 憂いなし/Air エア/Farandole ファランドール
(KM)
こんなロッシーニの主題もあります!!
LA CENERENTOLA(CINDERELLA)FANTAISIE SUR ROSSINI
楽譜ID : 15958
ルミューザ、ジャン / Remusat, Jean
ロッシーニの「シンデレラ」による幻想曲
LA CENERENTOLA(CINDERELLA)FANTAISIE SUR ROSSINI
詳細情報はこちら
ルミューザとルデュックのコラボ作品をご紹介します。
ルミューザはガリボルディやクラカンプ、ヴェルディと同時期に活躍した作曲家です。あまり知られていないかもしれません。フルートとピアノの為の「椿姫カプリース」という作品も残しています。ルデュックはM.モイーズの「ソノリテについて」の出版社で有名なルデュックです。ルデュックは出版社として、先生として、またギター奏者、ファゴット奏者として多方面で活躍していました。 この時代はオペラの有名な主題を使った変奏曲が多く作曲されました。しかし、どういう経緯でこの2人が一緒に作曲するに至ったかは不明です。
今回ご紹介する曲はロッシーニのオペラ、「チェレネントラ」の主題を使った変奏曲です。‘シンデレラの主題’と呼ばれることもありますが、童話の‘‘シンデレラ’’を元にした物語というだけで実際には内容は異なるようです。ショパンが変奏曲にしている作品もあります。ショパンの作品の方はご存知の方も多いかと思います。 ルミューザ&ルデュックもショパンと同じ主題を使っており、この主題は主人公のチェネレントラがオペラのフィナーレで歌う超絶技巧的な華麗なアリア「悲しみと涙のうちに生まれ」によるものです。 華やかで聴き栄えのする作品です。ショパンとはひと味違った‘ロッシーニの主題’是非演奏してみてください!
【中級者向け】 演奏時間:約5分30秒 (OU)
フルートで吹く「椿姫」 3
LA TRAVIATA CAPRICE
楽譜ID : 24287
ルミューザ、ジャン / Remusat, Jean
「椿姫」のカプリス
LA TRAVIATA CAPRICE
詳細情報はこちら
ルミューザはボルドーに生まれ、パリでトゥルーにフルートを師事しました。この作品は2003年に出版されたもので、「いつか人知れず」「乾杯の歌」「ああ、そはかの人か」「花から花へ」の4曲が使われています。使われている曲数は他の2作品と比べて多いのですが、変奏部分が短いため演奏時間はあまり長くありません。(パート譜が見開き2ページで終わっています。)ほとんどが中・高音域ですので、変奏部分が短くても地味にならず、フルートらしく輝かしい作品になっています。
【中級者向け】 (I)
ロマン派のレパートリーを増やしませんか?
SONATE G-MOLL,OP.42
楽譜ID : 6941
リーツ、オーガスト・ヴィルヘルム・ユリウス / Rietz, August Wilhelm Julius
ソナタ ト短調 OP.42
SONATE G-MOLL,OP.42
詳細情報はこちら
リーツは1812年にベルリンで生まれ、チェリストや指揮者、作曲家として活躍しました。4曲のオペラや3曲の交響曲、様々な楽器のための協奏曲のほか管弦楽曲や室内楽曲などの作品があります。このソナタは1871年頃に作曲され、4楽章からなっています。第1楽章はシンコペーションが印象的な楽章です。第2楽章は、ピアノが旋律を受け持ちフルートがオブリガート的な役割となっている部分が多く、美しい旋律が心に響きます。第3楽章は切なくなるような旋律で始まり、躍動的になる部分をはさみ、再び冒頭の旋律が現われ静かに終わります。第4楽章はうってかわってエネルギッシュな旋律が多い快活な楽章です。ウェーバーやシューベルト、メンデルスゾーン、シューマンなどのロマン派のレパートリーに是非このソナタも加えてみませんか?
【中級者向け】 演奏時間:約23分 (I)
知る人ぞ知る、名曲!
SUITE OP.16
楽譜ID : 30457
レスラー、リヒャルト / Rossler, Richard
組曲 OP.16
SUITE OP.16
詳細情報はこちら
リヒャルト・レスラーは1880年ラトヴィア生まれの作曲家です。 ベルリン王位音楽院でピアノをバルトとエルンスト・ルドルフに、作曲法をブルッフに学びました。その後、母校でピアノと音楽理論の教授として働きながら創作活動を続け、1962年ベルリンで亡くなりました。
近現代の作曲家ではありますが、ブルッフやブラームスなどの影響を強く受けています。この曲も20世紀初頭の音楽というよりはロマン派の音楽のような印象を受けます。美しい和声とメロディー、ピアノとの多彩な掛け合い、まとまりのある楽曲構成でフルートの魅力を引き出しています。この曲を発掘したのはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のヴォルフガンク・ブラインシュミットで、孫のアレクサンダー・レスラーのピアノでCDも出ております。(ID:6550)まだあまり演奏会などでも取り上げられていない隠れた名曲です。新しいレパートリーに加えてみて下さい!
【中上級者向け】 (U)
堅苦しくない可愛い小品
5 PEZZI FACILI
楽譜ID : 5913
ロータ、ニノ / Rota, Nino
5つの小品
5 PEZZI FACILI
詳細情報はこちら
ニーノ・ロータは『ロミオとジュリエット』『ゴッド・ファーザー』『太陽がいっぱい』等の映画音楽で有名なイタリアの作曲家ですが、フルートの入るクラッシックのレパートリーもいくつか作曲しています。
5曲からなるこの曲は、「親指の散歩」「セレナータ」「パヴァーナ」「ひなを抱えためんどり」「おもちゃの兵隊」とそれぞれ楽章に題名が付けられており、題名通りの可愛らしさと、ニーノ・ロータの映画音楽の雰囲気に通ずる曲想が楽しめます。
楽章によって、初心者の方でも演奏出来る難易度のものもあり、発表会の一曲、コンサートのアンコールなどにもお勧めの曲です。 
【中級者向け】 演奏時間:約9分 (SH)
合唱界の有名人
SUITE ANTIQUE
楽譜ID : 9242
ラター、ジョン / Rutter, John
古風な組曲
SUITE ANTIQUE
詳細情報はこちら
ラターは現在も活躍しているイギリスの作曲家です。おもに合唱の分野で活躍し、指揮者でもあります。作品は器楽曲もありますが、ほとんどが宗教音楽や合唱の曲です。 自ら『ケンブリッジ・シンガーズ』という合唱団を結成し、さらに専用レーベルも設立するなど、大変意欲的です。日本でも多くの合唱団がラターの曲を取り上げているそうです。
この曲はもとはフルートとハープシコード、弦楽合奏の編成で作られたものです。 6つの楽章からなり、楽章ごとにさまざまな雰囲気が楽しめます。 全体的にポピュラー音楽のような親しみやすく美しい旋律が印象的です。 他の人とは一味違った曲をお探しの方におすすめします!
T.Prelude  U.Ostinato V.Aria W.Waltz X.Chanson Y.Rondeau 
【中級者向け】 演奏時間:16分 (U)
抒情小詩
ODELETTE,OP.162
楽譜ID : 18555
サン=サーンス、カミーユ / Saint-Saens, Camille
オデレット OP.162
ODELETTE,OP.162
詳細情報はこちら
サン=サーンスはフランスの作曲家、86歳でその生涯を終えるまで長い間作曲活動を続けられた人でした。その作品は多岐にわたり現代でも親しまれています。この曲は晩年にフルートと管弦楽のために書かれた作品です。
「オデレット」とは、叙情小詩という意味。ニ長調の小品で、付点のリズムを生かした流れるような美しいメロディーラインが特徴的。「ふと空を見上げると青空に白い雲」そんな瞬間を切り取った印象です。奏者のセンスが光る一曲です。
【中級者向け】 演奏時間:約7分30秒 (E)
ジャズとクラシックの融合
SONATA (1998/1999)
楽譜ID : 24661
シュナイダー(シュニーダー)、ダニエル / Schnyder, Daniel
フルート・ソナタ(1998/1999)
SONATA (1998/1999)
詳細情報はこちら
1961年、チューリッヒに生まれ、現在ニューヨークに住む作曲家でサックスとフルート奏者、ダニエル・シュナイダーの曲をご紹介します。シュナイダーは日本のクラシック界ではまだほとんど名前が知られていませんが、ジャズの世界では、ピアノのケニー・ドリュー・ジュニアやサックスのリー・コニッツとのコラボレーションなどで知られ、CDも14枚がリリースされています。クラシック系の作品も多く「交響曲 第4番」はデヴィッド・ジンマン指揮のチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の委嘱で作曲・演奏され、ベルン歌劇場のためにシェークスピアの「テンペスト」の音楽を作曲をするなど目覚しい活躍をしています。また、フルートに関する作品も多く、ジャズのイディオムとクラシックを融合させた水準の高い作品を発表しています。これらの曲は、小品を除けばいずれも、ハーモニックス、グリッサンド、四半音などの特殊奏法が出てきますが、楽譜自体は読みにくいものではなく、特殊な記譜や表記はありません。ゲイリー・ショッカーやマイク・マウワーだけでなくダニエル・シュナイダーももっと演奏されて良いのではないか…と思っていたら、2004年10月のエマニュエル・パユの来日公演のプログラムに「ソナタ」が入っていました。
「ソナタ」は、現代都市の複合文化の感覚を表現した第1楽章「マンハッタナイト」、四半音、グリッサンドなどを使って印象派の絵画風に仕上た第2楽章「大気のしなやかな波を通って」、ラテンのダンスにクラシックのロンドの形をつけた「ブラジレラ」の3楽章からなっています。
演奏時間:約20分 (SR)
”WHO NOSE” A PROTRAIT OF CHARLES MINGUS
楽譜ID : 24709
シュナイダー(シュニーダー)、ダニエル / Schnyder, Daniel
「フー・ノウズ」 チャーリー・ミンガスの肖像
”WHO NOSE” A PROTRAIT OF CHARLES MINGUS
詳細情報はこちら
「フー・ノーズ(WHO NOSE)」は1979年に亡くなったジャズの名ベーシスト、チャールズ・ミンガスを描き、ピアニスティックなベースで知られた彼のベースを意識してか、ほとんどピアノの右手とのユニゾンで終止します。曲の終わりには「ヒー・ノウズ(HE KNOWS)」というタイトルとの掛詞が記されています。
演奏時間:約3分
PORTRAIT OF CHARLIE PARKER
楽譜ID : 24710
シュナイダー(シュニーダー)、ダニエル / Schnyder, Daniel
チャーリー・パーカーの肖像
PORTRAIT OF CHARLIE PARKER
詳細情報はこちら
「チャーリー・パーカーの肖像」は、もちろん不世出のアルト・サックス奏者チャーリー・パーカーの演奏を曲にしたもので、こちらは鍵盤楽器とは全く独立したフルート・パートになっています。四半音、グリッサンドなどの奏法を使った難易度の高い曲です。
演奏時間:約3分
BAROQUELOCHNESS
楽譜ID : 24708
シュナイダー(シュニーダー)、ダニエル / Schnyder, Daniel
バロックロッホネス
BAROQUELOCHNESS
詳細情報はこちら
「バロックロッホネス」は名前の通り、ロッホ・ネス湖の怪獣「ネッシー」を描きながらも、曲の構造はバロックのトリオ(ソナタ)の形で、対位法、通奏低音の書法を使い、いかにもネッシーが出てきそうなフルートと鍵盤のトレモロから始まり、ネッシーが泳いでいるような上下にうねる音型など「面白真面目」でユーモラスな小品です。
演奏時間:約3分
晩夏にむけていかがですか?(Fl.Pf)
A LATESUMMER NIGHT’S DREAM
楽譜ID : 25235
ショッカー、ゲイリー / Schocker, Gary
晩夏の夜の夢
A LATESUMMER NIGHT’S DREAM
詳細情報はこちら
フルーティストにお馴染み、大人気のゲイリー・ショッカーの作品をご紹介します。
ショッカーはアメリカのフルーティストであり作曲家、ピアニストとしても活躍しています。自身がフルーティストということでフルートに関わる作品を多く作曲しています。 ショッカーの作品は耳触りのいい音楽や遊び心がたくさん詰まった曲、興味を惹かれるタイトルetc・・・魅力的です。
その中でも、今回ご紹介します「a latesummer night’s dream」はとても爽やかで夏にオススメの曲です。この題名に何となく見覚えはありませんか?メンデルスゾーン作曲の“真夏の夜の夢〜A Midsummer Night’s Dream〜”に似ていますね。ショッカーはメンデルスゾーン作曲の“真夏の夜の夢のスケルツォ”から夜の雰囲気をよく感じ取れると言っているそうです。「a latesummer night’s dream」はショッカー自身が大好きな“真夏の夜の夢〜A Midsummer Night’s Dream〜”からインスピレーションを得て生まれた曲と言えるでしょう。
夏の終わりに、楽しかった夏を思い出しながら演奏してみて下さい♪
【中級者向け】 演奏時間:6分30秒 (OU)
すべてのフルーティストへ
DANCES AND DAYDREAMS (11 PIECES FOR FLUTISTS OF ALL AGES)
楽譜ID : 26490
ショッカー、ゲイリー / Schocker, Gary
踊り と 白昼夢 (全てのフルート奏者のための11の小品)
DANCES AND DAYDREAMS (11 PIECES FOR FLUTISTS OF ALL AGES)
詳細情報はこちら
アメリカの作曲家、ゲイリー・ショッカーは本当に多作家です。有名なエアボーンをはじめ、フルートとピアノの編成以外でも2本のフルートや2本のフルートとピアノなどアンサンブル作品も数多く作曲し、出版されています。
今回ご紹介するこの『踊りと白昼夢』は、11曲の小品からなり、「ギャラント」「図書館にて」など、それぞれにタイトルがつけられています。親しみやすいメロディーですので、どなたにでも楽しんでいただけるでしょう。
【中級者向け】 (B)
オールド・ファッションド・アメリカ
GILDED AND BRONZED
楽譜ID : 26934
ショッカー、ゲイリー / Schocker, Gary
金ぱくの青銅
GILDED AND BRONZED
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ガーシュウィンが出入りしていたニューヨークのマンハッタンにある一区画ティン・パン・アレイは、アメリカのミュージカルの創成期を築き上げた場所として有名です。まさにその創成期、ガーシュウィンより少し前に活躍した作曲家にハリー・フォン・ティルザーとアルバート・フォン・ティルザーの兄弟がいます。ハリーは数々のブロードウェイ・ミュージカルをヒットさせ、また、歌やピアノの小品も残しています。「金の鳥かごの鳥」は「彼女は金の鳥かごの鳥でしかない…」というアーサー・ラムの詩にハリーが曲を付けて1900年に大ヒットした繊細な美しい曲で、往時のアメリカ音楽の雰囲気を良く伝える名曲です。現代の人気作曲家ゲイリー・ショッカーがこの曲をもとにファンタジーを作り、1世紀をまたぐ、同じアメリカの作曲家同士のコラボレーションが実現しました。 ちなみにハリーの弟のアルバートは、アメリカのメジャー・リーグで7回表終了後に観客全員で歌う「私を野球に連れてって!」の作曲者です。
(SR)
現代の多作家ショッカーによる爽やかな作品です。
HANNAH’S GLADE
楽譜ID : 25956
ショッカー、ゲイリー / Schocker, Gary

HANNAH’S GLADE
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この曲は、2005年にイギリスの自然愛好家ハンナ・マニーの依頼により作曲されました。そのため、Hannah’s Glade(ハンナの空き地 ※glade=森林の空き地)というタイトルになっています。演奏時間は約7分ですが、冒頭フルート・ソロが約1分半あります。こちらの楽譜の表紙写真のような情景を思い浮かべ、森林の間を通る爽やかな風を想像しながら演奏してみて下さい。全体的にテンポはあまり速くなく(楽譜の最初に 四分音符=80-84と指定されています)、技巧的に難しいところもあまりないので、ショッカーの作品を吹いてみたいけれど、どれもちょっと難しそうだから…と躊躇されていた方に是非おすすめします!!
【中級者向け】 (I)
花の季節にこんな曲はいかがでしょうか? 2
LITTLE FLOWER
楽譜ID : 23282
ショッカー、ゲイリー / Schocker, Gary
リトル・フラワー
LITTLE FLOWER
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アメリカのフルーティスト兼作曲家としてすでにおなじみ、G.ショッカーの作品です。小さな花(Little flower)と題されたこの曲は1999年の5月に書かれました。シンコペーションのピアノの前奏に乗って、フルートの伸びやかな旋律が流れるように登場します。4/4拍子、ニ長調で書かれた明るい曲想は、題名の通り小さな花の愛らしさを十分に表現しています。途中数小節ほど変拍子の箇所がありますが、難易度はさほど高くないでしょう。4分ほどの小曲ですが、さわやかでかわいらしい作品です。ぜひチャレンジしてみてください。
(A)
ピッコロとピアノのイタリア風?(Pic.Pf.)
PICCOLO ITALIANO, OR ME & MY GOLD PICCOLO
楽譜ID : 28183
ショッカー、ゲイリー / Schocker, Gary
ピッコロ・イタリアーノ
PICCOLO ITALIANO, OR ME & MY GOLD PICCOLO
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ショッカーのピッコロとピアノの作品はいくつかありますが、今回ご紹介するのは「ピッコロ・イタリアーノ」という曲です。この曲はイタリアのフルーティスト、ラファエーレ・トレヴィザーニとその夫人のピアニスト、パオラ・ジラルディに献呈されており、楽しいタイトルが添えられた3曲から構成されています。
爽快な旋律の合間にあるユニークな旋律が魅力的な1曲目、Fellini was here「フェッリーニはここにいた」
静寂の中に不穏な空気が漂う2曲目、Ricordarsi「忘れないように記憶を残す」
民族舞曲サルタレッロのリズムで戯れる軽快なダンス、3曲目、Polpettina「小さなミートボールの冒険」
ショッカーの楽しい世界をピッコロでいかがですか?
【上級者向け】 演奏時間:6分程度 (NS)
決して後悔はさせません・・・!?
REGRETS AND RESOLUTIONS
楽譜ID : 21600
ショッカー、ゲイリー / Schocker, Gary
後悔と決心
REGRETS AND RESOLUTIONS
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とても不思議なタイトルをもつ、ちょっと気になる作品をご紹介します。
『後悔と決心』皆さんこのタイトルを聞いて、どんな曲だろうと思いませんか? 現代作曲家、フルート奏者として、多くのフルート作品を手掛けてきたアメリカ出身のゲイリー・ショッカーは、1986年に知人の80歳の誕生日を祝うために委託され、フルートとオーケストラ用にこの曲を作曲しました。 1988年ペンシルバニア大学にて、アランバーニーの指揮に合わせて初演され、今では同じタイトルをもつCDも制作されるようになりました。
この曲は、タイトルから想い描かれるような暗く堅苦しい音楽とは正反対で・・・ ホッと一息つくようなとても明るくさわやかなピアノのメロディーで始まります。つい聴きいってしまうようなメロディーに合わせて、フルートの美しい音色があとから追いかけるように、曲のタイトルからは想像もつかない綺麗な作品です。 途中、変拍子もあり、まるで今までの音楽から一変し、嵐のように気持ちの変動を激しく音に表現したとても面白い作品です。 『後悔』そして『決心』といったタイトルから誤魔化されてしまうほど、とてもショッカーらしいユニークなスタイルでできた作品ですので、ぜひ演奏会のプログラムに取り入れてみては如何でしょうか!!
【中級者向け】 (M)
有名な歌曲をフルートとピアノで!
6 LIEDER (ARR.BOHM)
楽譜ID : 1491
シューベルト、フランツ・ペーター / 曲集 / Schubert, Franz Peter / Album
6つの歌曲
6 LIEDER (ARR.BOHM)
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シューベルトは大変多くの歌曲を作曲し(なんと600曲も!)、ドイツ歌曲を大きく発展させた作曲家です。もちろんピアノ曲、交響曲など、ほかにもたくさんの名曲がありますが、やはり歌曲の王と呼ばれるだけあってシューベルトと聞くとまず最初に歌曲をイメージされる方が多いのではないでしょうか?今回ご紹介する作品はそんな魅力溢れるシューベルトの歌曲の中からテオバルト・ベームが6曲選曲してフルートとピアノ用に編曲した作品です。
内容は以下の6曲です。
歌曲集「冬の旅」より第1曲「おやすみ」、第5曲「菩提樹」
歌曲集「白鳥の歌」より第10曲「漁師の娘」、第4曲「セレナード」、第12曲「海辺にて」、第14曲「鳩の便り」
編曲者ベームはベーム式フルートの発明者でありますが、すばらしいフルート奏者、作曲者、編曲者でもありました。この作品はいかにもフルートの名手らしい技巧をちりばめながら、ただの技巧的な編曲になるのではなく、すべてに流れるようなシューベルトの美しい旋律をお楽しみいただくことができる、まさに名編曲といわれる作品となっています。1曲が約5分程度なので、1曲だけピックアップしてみるのもいいかもしれません。フルート版のシューベルトの歌曲、レパートリーのひとつに入れてみてはいかがですか?
【中・上級者向け】 演奏時間:約25分 (NS)
冬のおすすめ
WINTERREISE (ARR.JANSA)
楽譜ID : 25880
シューベルト、フランツ・ペーター / Schubert, Franz Peter
冬の旅
WINTERREISE (ARR.JANSA)
詳細情報はこちら
シューベルトは1820年代に入ってから体調を崩し、入院を繰り返しました。そんな生活の中で1827年に作曲されたのが、この歌曲集「冬の旅」です。「美しき水車小屋の娘」「白鳥の歌」と合わせて三大歌曲集と呼ばれています。原曲では全24曲ですが、この楽譜は10曲が選曲され、編曲されています。
1. お休み 2. 郵便馬車 3. 勇気 4. 嵐の朝 5. 辻音楽師 6. かじかみ 7. あふれる涙(水の流れ) 8. 菩提樹
9. 宿屋 10. 幻の太陽  
「歌曲王」シューベルトの世界を、是非フルートでもお楽しみ下さい。
【中・上級者向け】 (I)
ジャズ風の軽やかなフルート・ソナタです
SONATA
楽譜ID : 17858
シュルホフ、エルヴィーン / Schulhoff, Erwin
フルート・ソナタ
SONATA
詳細情報はこちら
近年再評価が進んでいる、E.シュルホフのフルート・ソナタです。
シュルホフはチェコに生まれ第二次世界大戦中に強制収容所で亡くなるまで、指揮者、ピアニストとしても活躍した作曲家です。作品はジャズや前衛的な作風のものが中心で、このフルート・ソナタも、軽やかで流れのあるピアノ伴奏とそれに乗るフルートのジャズ風のリズムが印象的です。全四楽章。
CDも数種類発売されています。新たなレパートリーの一曲として、いかがでしょうか。
【中・上級者向け】 演奏時間:約12分 (AN)
ロマン派のレパートリーを増やしましょう。
FANTASIESTUCKE,OP.73
楽譜ID : 18617
シューマン、ロベルト / Schumann, Robert Alexander
幻想小曲集 OP.73
FANTASIESTUCKE,OP.73
詳細情報はこちら
ロマン派を代表する作曲家の一人、シューマンの作品をご紹介いたします。
1849年にクラリネットとピアノの為に作曲され、「夕べの小品集」という表題が付けられました。ヨハン・ゴットリープ・コッテのクラリネットとクララ・シューマンのピアノでシューマンの家で私的に初演されたと言われています。クラリネットはもちろん、ヴァイオリンやチェロで演奏されることもあり、知っている方も多いのではないでしょうか。3分半から4分程度の短い3曲からなる、しっとりとロマンティックな旋律とピアノの掛け合いが美しい大人の雰囲気の作品です。原曲のクラリネットの深く暖かい音色をイメージして歌い上げてみてはいかがでしょうか。
T. Zart und mit Ausdruck
U. Lebhaft, Ieicht
V. Rasch und mit Feuer
【中級者向け】 (U)
新しいレパートリーにどうぞ。
FIVE PIECES ON FOLKTUNES OP.102 (ARR.GYONGYOSSY)
楽譜ID : 29833
シューマン、ロベルト / Schumann, Robert Alexander
民謡風の5つの小品 OP.102
FIVE PIECES ON FOLKTUNES OP.102 (ARR.GYONGYOSSY)
詳細情報はこちら
2010年が生誕200年記念だったロベルト・シューマンは、ご存じのとおりドイツロマン派の大家ですが、残念ながらフルートのためのオリジナル作品は書いていません。今回ご紹介する曲もオリジナルはチェロとピアノのためのものですが、「3つのロマンス」同様他の楽器でも演奏されることの多い佳曲です。「民謡風」というタイトルからもわかるように、派手なテクニックを披露する曲ではありませんが、親しみやすい快活で明朗な作品になっています。1曲3〜5分程度の短い小品5曲からなっていますが、必ずしも全部まとめて演奏する必要はなく、アンコールなどに1、2曲取り上げるのもいいでしょう。ロマン派のフルート曲が少ない中、シューベルトやブラームスのプログラムに加えてみてはいかがでしょうか。
【中級者向け】 (T)
シューマンって、やっぱり素敵。
MARCHENBILDER OP.113 (ARR.WIESE)
楽譜ID : 32127
シューマン、ロベルト / Schumann, Robert Alexander
おとぎ話の挿絵 OP.113
MARCHENBILDER OP.113 (ARR.WIESE)
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この作品はもともとヴィオラ(ヴァイオリン)とピアノのために書かれた曲(1851年)で、当時デュッセルドルフ楽友協会のコンサートマスターを務めていた友人ヴィルヘルム・ヨーゼフ・フォン・ヴァジレフスキーに捧げられました。4つの小品からなる曲で、あえて標題はつけられていません。曲そのものから感じる、それぞれの「おとぎ話」の世界を奏者が創りあげていくことこそ、この作品の醍醐味でしょう。
フルートへの編曲はバイエルン放送交響楽団の首席フルート奏者であるヘンリク・ヴィーゼが行っています。移調はされておらず、原調を生かしてあります。4曲全て通しても15分ほどで、アンコールにどれかを抜粋しても、全曲通してステージのプログラムに加えても使えます。繊細で美しく、ときに悲しく…言葉では表現しきれない魅力があります。フルートの楽譜が今まで見当たらなかった曲です。ぜひ、聴いて、演奏して、味わっていただきたい佳作です。
第1曲:Nicht schnell(速くなく)/約3分20秒
第2曲:Lebhaft(活き活きと)/約4分
第3曲:Rasch(急いで)/約2分40秒
第4曲:Langsam, mit melancholischem Ausdruck(ゆっくりと、メランコリックな表現で)/約5分
(YS)
フルーティストには馴染みない!?シベリウスの作品です
FLOTENSOLO AUS ’SCARAMOUCHE’,OP.71
楽譜ID : 8620
シベリウス、ジャン / Sibelius, Jean
「スカラムーシュ」からのフルート・ソロ
FLOTENSOLO AUS ’SCARAMOUCHE’,OP.71
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シベリウスは1865年フィンランドに生まれました。フィンランド人で初めて国際的に高い評価を得た作曲家です。交響曲、交響詩やバイオリン協奏曲に加え、劇音楽の作曲家としても活躍しました。
今回ご紹介する曲は、劇音楽「スカラムーシュ 作品71」の中に出てくるフルートソロの部分をフルートとピアノの編成に編曲したものです。この作品はパントマイムのための音楽として1912年に作曲されました。色男スカラムーシュの登場により夫婦仲がもつれ、殺人まで起きてしまうという愛憎悲劇を演じる舞台作品です。スカラムーシュに妻を連れ去られた夫がひとりでワインを飲むシーンで演奏されるのがこのフルートソロです。 とても美しいメロディーで、短いなかでもシベリウスの世界を味わっていただけると思います。
【初・中級者向け】 演奏時間:3分20秒 (OU)
発表会にいかがでしょうか?
VARIATION.UBER’NEL COR PIU NON MI SENTO’
楽譜ID : 797
ジルヒャー、フリードリヒ / Silcher, Philipp Friedrich
「うつろな心」による変奏曲
VARIATION.UBER’NEL COR PIU NON MI SENTO’
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ジルヒャーは合唱曲として親しまれている「ローレライ」を作曲したドイツの作曲家です。「うつろな心」をテーマにした変奏曲というとフルートではベーム、ピアノではベートーヴェンのものが良く知られていますが、それらに劣らずこのジルヒャーの作品はとても上品で素敵な曲です。5つのヴァリエーションがあり、どのヴァリエーションも演奏しやすく華やかですので、発表会の曲探しでお悩みの方におすすめです。
【中級者向け】 演奏時間:12分30秒 (E)
ピッコロの初恋(Pic.Pf)
PREMIER AMOUR, VALSE
楽譜ID : 27125
シルヴァ、パタピオ / Silva, Patapio
初恋、ワルツ
PREMIER AMOUR, VALSE
詳細情報はこちら
シルヴァはブラジル出身の作曲家でフルーティストでもあります。 「ショーロ」と呼ばれる19世紀にリオデジャネイロで生まれたポピュラー音楽の世界で 活躍したそうですが、わずか26歳で亡くなっています。
この曲は爽やかで愛らしく、駆け出したくなるようなワルツで、 まさに「初恋」というタイトルがぴったりです。 なんとなく優雅な雰囲気もあり、数年前に化粧品会社のCMに使われたというのも納得の おしゃれな曲です。 演奏会などにデザート感覚で取り入れてみてはいかがでしょうか。
【中級者向け】 演奏時間:約2分30秒 (U)
新刊紹介(Pic.Pf)
ZINHA, POLKA
楽譜ID : 31116
シルヴァ、パタピオ / Silva, Patapio

ZINHA, POLKA
詳細情報はこちら
作曲者のパタピオ・シルヴァは1880年リオ・デ・ジャネイロ生まれ。ブラジルのフルート界の草分けとして活躍しましたが、惜しくも1907年にわずか26歳で亡くなっています。しかしその演奏はレコードが残っていて今も聴くことができます。基本はクラシックですがショーロなどブラジル音楽の影響も感じられます。
今回ご紹介する曲はポルカとあるように軽いタッチの楽しげな曲で、踊り出したくなるような軽快なメロディが印象的です。原曲はフルートですが、この楽譜はボーマディエがピッコロ用に手を入れてあります。3分半ほどの短い曲ですが、ちょっとした演奏会に、またアンコールにも良さそうです。
【中級者向け】 演奏時間:約3分30秒 (T)
力試しにいかがでしょうか??
ALLEGRETTO GRAZIOSO/ALLEGRETTO SCHERZAND
楽譜ID : 14096
タファネル、ポール / Taffanel, Paul
アレグレット・グラツィオーソ/アレグレット・スケルツァンド
ALLEGRETTO GRAZIOSO/ALLEGRETTO SCHERZAND
詳細情報はこちら
作曲家、演奏家、教育家として、ヨーロッパ中に名声を轟かせ活躍したポール・タファネル。 1877年、パリ音楽院管楽器科における常任入学審査員になったタファネルは、学生のために 年度末試験(コンクール)の初見演奏として、ピアノ伴奏付き課題曲【アレグロ・スケルツァンド】【アレグロ・グラディ オーソ】を作曲しました。 試験曲とあって、わずか全30小節ほどのとても短い曲ですが、様々なリズムや音域移動、またアーテュキレーション、 テクニックや音楽性が求められる難易度の高い曲です。 よく知られているフォーレ:コンクール用小品は、コンクールの課題曲(試験)として作曲された作品ですが、 今回ご紹介する曲もそれぞれの曲の演奏時間が約1分程の短い曲なため、プログラムの最後やアンコール等で 演奏してみても良いでしょう。 一度、力試しにチャレンジしてみては、いかがでしょうか・・・。
(M)
力試しにいかがでしょうか?? 2
ANDANTINO(1883) & ANDANTE(1884)
楽譜ID : 26486
タファネル、ポール / Taffanel, Paul
アンダンティーノとアンダンテ
ANDANTINO(1883) & ANDANTE(1884)
詳細情報はこちら
「フランス・フルート楽派の父」といわれるポール・タファネル。彼は、フルーティストのバイブルとも言うべき「17の日課大練習」(ゴーベールとの共著)などの教則本や、「ファンタジー」「アンダンテ・パストラルとスケルツェッティーノ」「『魔弾の射手』によるファンタジー」「『ミニヨン』によるグランド・ファンタジー」など多くの素晴らしい作品を書いています。
今回ご紹介する「アンダンティーノとアンダンテ」はそれぞれ1883年と1884年にパリ音楽院の初見用課題曲として作曲されました。あまり知られていませんが、短いながらも美しくかわいらしい曲ですのでアンコールなどでさらりと演奏してもステキです☆
【中級者向け】 演奏時間 アンダンティーノ:約1分15秒、アンダンテ:約1分20秒 (I)
国歌作曲者によるフルート・ソナタ
SONATA FOR FLUTE AND PIANO
楽譜ID : 17112
タクタキシヴィリ、オタール / Taktakischvili, Otar
フルート・ソナタ
SONATA FOR FLUTE AND PIANO
詳細情報はこちら
タクタキシヴィリは1924年生まれのグルジア(旧ソヴィエト連邦の構成国の1つ)の作曲家です。オペラや2曲の交響曲、4曲のピアノ協奏曲、2曲のヴァイオリン協奏曲、またチェロ協奏曲などを書いており、トビリシ音楽院在学中にグルジア国歌を作曲しました。
快活な第1楽章と第3楽章も魅力的ですが、間にはさまれた第2楽章の美しさは格別です!
ロシア音楽のレパートリーに是非どうぞ☆
【中・上級者向け】 演奏時間:約17分 (I)
かわいらしいピアノ小品集
KINDERALBUM
楽譜ID : 26619
チャイコフスキー、ピョートル・イリイチ / Tchaikovsky, Pyotr Ilyich
子供のためのアルバム
KINDERALBUM
詳細情報はこちら
収録曲:1・朝の祈り、5・木の兵隊の行進、6・新しいお人形、8・お人形の葬式、11・マズルカ、15・イタリアの歌、16・フランスの古い歌、18・ナポリ人の歌、21・甘い夢、24・辻音楽師    
チャイコフスキーは交響曲やバレエ音楽が有名ですが、この曲はシューマンの「子供の情景」に影響を受けて、可愛がっていた甥のために書かれたピアノ曲が原曲で、平易なメロディーの中に優しさや愛情が感じられる小品集です。本当は全部で24曲からなりますが、この楽譜では10曲をフル−トとピアノにアレンジしてあります。初心者の方でも吹けますし、中上級者の方にもチャイコフスキーの甘く美しいメロディーを味わっていただきたいと思います。 【初級者向け】 (T)
チャイコフスキーの有名な曲ばかりが集まっています。
TCHAIKOVSKY’S GREATEST MELODIES (ED.GALWAY)
楽譜ID : 27207
チャイコフスキー、ピョートル・イリイチ / 曲集 / Tchaikovsky, Pyotr Ilyich / Album
チャイコフスキーの素晴らしいメロディー
TCHAIKOVSKY’S GREATEST MELODIES (ED.GALWAY)
詳細情報はこちら
チャイコフスキーのいろいろな作品から有名なメロディーをゴールウェイがフルートとピアノで演奏できるように編曲したアルバムです。オリジナルのフルート作品は残していないチャイコフスキーですが、美しいメロディーを吹いてみたいと思っていた人も多いのではないでしょうか。どれも一度は耳にしたことのある旋律で、オーケストラの曲も、原曲はフルートパートではない部分もフルートで楽しめるようになっています。
【中級者向け】 (T)
幼い頃の思い出をソナチネに
SONATINE OP.54
楽譜ID : 31099
チェスノコフ / Tchesnokov, Dimitri
ソナチネ OP.54
SONATINE OP.54
詳細情報はこちら
フルート・トリオ「妖精の絵op.40」が日本でもお馴染みになり、最近注目されているチェスノコフ。ウクライナに生まれ現在はパリで活躍中の、若手ピアニストであり作曲家です。
この曲は3楽章から成っており、神秘的にサラサラと流れるピアノ旋律の上で朗々と語る「贈り物」、衝動や激しい感情の起伏から目(耳?)が離せない「空想」、上行系の勢いのあるフレーズが形を変え繰り返される「遊び」の順で展開されます。
幼い頃の牧歌的郷愁を音楽にした曲とのことですので、様々に思いを馳せながらお吹きいただければと思います。秋の夜長を寂しげに温かく、そして情熱的に彩ってくれるかもしれません。
【中上級者向け】 (AN)
この協奏曲、おすすめします!!
CONCERTO
楽譜ID : 23000
ティリエ / Thiriet, Maurice
フルート協奏曲
CONCERTO
詳細情報はこちら
ティリエはフランス近現代の作曲家です。 フルートと弦楽オーケストラによるこの協奏曲は、1959年に作曲されました。
かわいらしいテーマで始まり、気持ちよく晴れ晴れとするような旋律が続く第一楽章。 壮大でドラマチックな第二楽章。 技巧的でありながら、どこかかわいらしい雰囲気もある第三楽章。
と、どの楽章も魅力にあふれています!まだあまり知られていませんが、聞き映えのする曲だと思いますので、音大などの試験や演奏会にいかがでしょうか? フロマンジェ氏による演奏でCDが出ています。
オーケストラ伴奏による収録ですが、オーケストラ用スコアとパート譜は貸譜となっています。
【CD:ID】3814
もう一つの「愛の喜び」 2
FANTAISIE SUR PLAISIR D’AMOUR, ROMANCE DE G.B.MARTINI, OP.106
楽譜ID : 29658
チュルー、ジャン・ルイ / Tulou, Jean Louis
マルティーニ「愛の喜び」による幻想曲 OP.106
FANTAISIE SUR PLAISIR D’AMOUR, ROMANCE DE G.B.MARTINI, OP.106
詳細情報はこちら
「愛の喜び」といえば名ヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーの名曲を思い出す方が多いでしょう。でももう1曲あるのです。ここで「ああ、あのナナ・ムスクーリが歌っていた曲ね」と分かるアナタは相当古い・・・・・・。そうです、今回取り上げるのはその「愛の喜び」なのです。
このポピュラー・ソングとして大流行した「愛の喜び」は、実はイタリアの古典歌曲とされていて、マルティーニが作曲した曲です。でも間違ってはイケマセン。よく混同されるのですが、イタリアのマルティーニとして有名なのは、モーツァルト少年にも音楽を教えたジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ(1706 – 1784)ですが、「愛の喜び」の作曲者はジャン・ポール・マルティーニというイタリア名を名乗ってパリで活躍した、本当はヨハン・パウル・シュヴァルツェンドルフ(1741 – 1816)というれっきとした(?)ドイツ人なのです。この人はパリ音楽院の監督官まで務めた人ですから、それなりに実力はあったのでしょう。えっ、なんて面倒なですって・・・そうです、この世の中、実に複雑で面倒くさいんです。
(*ちなみに、今回ご紹介しているチュルーの楽譜の表紙には、ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニと記されています)
この歌は当時から人気があったらしく、2人の名フルーティストがそのメロディーを使ったファンタジーを書いています。ひとりはイタリアのB.T.ベルビギエ、64小節の序奏に続いて主題と5つの変奏がくり広げられます。もうひとりはフランスのJ-L.チュルーで、こちらは72小節の序奏、主題、3つの変奏と123小節からなる長い終曲から出来ています。どちらも名フルーティストの作品ですからそこそこ難しいのですが、チュルーの方がより難易度が高そうです。演奏会のプログラムなどに肩の凝らない曲として是非使ってみて下さい。
(SR)
日本人女流作曲家の作品です
SONATE
楽譜ID : 30880
上林裕子 / Uebayashi, Yuko
フルート・ソナタ
SONATE
詳細情報はこちら
作曲者の上林裕子さんは京都出身でパリ在住。フルートの作品も多く手がけています。 このソナタは2003年の作曲で待望の出版です。4楽章からなり、レントから始まって、次々にテンポと表情を変え、海辺に寄せる大波小波を思わせる美しい第1楽章、軽快なスタッカートとスラーの対比が面白い第2楽章、たおやかな第3楽章、闊達で躍動的な第4楽章、とそれぞれ異なった様相ながら、全体を貫く繊細で美しいメロディが印象的な曲となっています。難解さは感じられず、特殊技法も必要ありませんが、ピアニストともども高い技術は求められます。新しくリサイタルのプログラムに加えてはいかがでしょうか。
【上級者向け】 (T)
スパイシー!!
DAL DOSAI -SONATA FOR FLUTE AND PIANO
楽譜ID : 25961
ヴァン・ブリンク、マシュー / Van Brink, Matthew
ダル・ドサイ フルートとピアノのためのソナタ
DAL DOSAI -SONATA FOR FLUTE AND PIANO
詳細情報はこちら
ヴァン・ブリンクはアメリカの若手ピアニスト・作曲家で、この曲は2003年の「米著作権協会(ASCAP)・ 若手作曲家コンクール」で入賞しています。 タイトルの「ダル・ドーサイ」はインド料理のパンケーキのようなものの名前。また各楽章のタイトル「ガラムマサラ」「アソフォェティダ」「タルカ」もそれぞれインド料理に使われるスパイスなどの名称です。しかしこれらのタイトルは、曲が作られた後で初演者のトーマス・ロバーテロが名づけたもので、いわゆる標題音楽とは違うようです。シンコペーションのリズムがジャズ風の響きを誘う第1楽章、叙情的な美しいメロディーの第2楽章、めまぐるしい動きと複雑なリズムが絡み合う第3楽章と、フルート、ピアノともにかなりの技巧を要しますが、とても面白い曲です。 おそらくロバーテロは、この曲のいろいろな要素が混ざり合った、楽しく、またスパイスの効いた感じから、このタイトルをつけたものだと思われます。以前このコーナーでご紹介したショッカーやマウワー、シュナイダーなどに興味を持たれた方に、ぜひ挑戦していただきたいと思います。なお、ロバーテロによるCDが発売されています。
【上級者向け】 (T)
原曲はサックスのための作品です(Fl.Pf)
FANTASIA (ORIGINAL FOR SAX) (ARR.VIANNA)
楽譜ID : 31498
ヴィラ=ロボス、エイトール / Villa-Lobos, Heitor
ファンタジア (原曲サックスのための)
FANTASIA (ORIGINAL FOR SAX) (ARR.VIANNA)
詳細情報はこちら
「ブラジル風バッハ」で知られるヴィラ=ロボスのこの「ファンタジア」は、オリジナルはソプラノ・サックスと小編成のオーケストラのために1948年に書かれたのち、テナー用にも編曲され、現在もサックスの重要なレパートリーとなっています。フルートへの編曲はヴィラ=ロボスの助手を務めていたフルーティストのセバスチャン・ヴィアンナによってなされましたが、出版・演奏される機会がなく、2009年ヴィアンナの死後草稿が発見され、今回出版に至りました。
曲は3楽章からなり、軽快さと美しさ、そしてストラヴィンスキーやバルトークに通じるような諧謔性もあわせ持った面白い曲です。特殊技法もなく、技術的にはそれほど高難度というわけでもなさそうですが、ピアニストともども粋な感性で演奏していただきたいと思います。
【上級者向け】 (T)
ダ・ヴィンチではないレオナルド
ZWEI SONATEN D-DUR/G-DUR (K.MEIER)
楽譜ID : 21703
ヴィンチ、レオナルド / Vinci, Leonardo
2つのソナタ ニ長調/ト長調
ZWEI SONATEN D-DUR/G-DUR (K.MEIER)
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歴史上有名なヴィンチは2人います。1人はもちろんルネサンスの大天才、「万能の人」と呼ばれ、城や町、武器などを設計し、軍事顧問を務めさらに彫刻や絵も描けた(!)というレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452〜1519)。そしてその200年以上後のバロック時代に活躍した作曲家が、レオナルド・ヴィンチ(1690〜1734)です。“ダ・ヴィンチ”はフィレンツェなどを中心に北イタリアで活躍し、“ヴィンチ”は南のナポリで作曲活動を行ないました。
当時のナポリはオペラが大流行し、A.スカルラッティ、ペルゴレージ、チマローザらが活躍、ヴィンチもその中の1人で40曲ほどのオペラを作曲した人気作曲家でした。今回ご紹介するのは2曲のフルートと通奏低音のためのソナタです。彼が残したこの編成の曲は、1764年に出版された「12のソナタ」という曲集の中に、他の作曲家の曲と一緒に収められたこの2曲しかありません。この曲集は、当時ロンドンでよく海賊版楽譜の出版をしていたことで悪名の高かったジョン・ウォルシュが出版した海賊版です。作曲家が亡くなってから30年も経っていれば、文句を言う人もいなかったのでしょう。
2曲ともナポリ楽派らしく、よく歌う美しいメロディーを持った簡明な作品なので、昔からフルートでよく演奏されてきました。これまで使われてきた楽譜は編集者が後から付け加えた装飾などがあり、オリジナルの形が分かりにくいものでしたが、このAMADEUS版は余分な付け足しを取り去って、オリジナルの形を再現した楽譜です。初めてこの曲を吹く人はもちろん、吹いたことのある方も、もう一度この楽譜で曲を見直してみませんか。
(SR)
ミステリアスでクールな協奏曲
PIPE DREAMS, CONCERTO
楽譜ID : 30930
ヴァイン、カール / Vine, Carl
フルート協奏曲 「笛は夢見る」
PIPE DREAMS, CONCERTO
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作曲者のCarl Vineは1954年生まれのオーストラリアの現代作曲家で、クラシックはもとより、映画やテレビの音楽を作ったり、アトランタ・オリンピックの音楽を担当したりと幅広く活躍しています。
この「笛は夢見る」はオーストラリア室内管弦楽団の委嘱作でシャロン・ベザリーが初演、同タイトルのCD(ID:6521)も発売されています。
曲は単一楽章で美しいメロディーの中に神秘的な雰囲気とスリリングな味わいがあります。かなり高度な技巧を要しますが、ユニークでとても面白い曲です。 現代の作品というとなかなか取り上げられる機会がありませんが、新しい音楽をお探しの方にぜひトライしていただきたいと思います。
【上級者向け】 (T)
ヴィヴァルディの真作「フルート・ソナタ」(Fl.Bc.)
VIER FLOTENSONATEN,RV48,49,50,51
楽譜ID : 22194
ヴィヴァルディ、アントニオ / 曲集 / Vivaldi, Antonio / Album
4つのフルートソナタ RV48,49,50,51
VIER FLOTENSONATEN,RV48,49,50,51
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長らくヴィヴァルディのフルート・ソナタ集といわれてきた「忠実な羊飼い 作品13」は、今ではフランスのニコラ・シェドヴィルの作または編作といわれるようになり、“伝ヴィヴァルディ”と表記されています。これは、シェドヴィルが部分的にヴィヴァルディの作品を用いて6曲のソナタにまとめ、出版したものであることが分かったからです。
それでは、あれだけフルートのための協奏曲や室内楽を残したヴィヴァルディがフルート・ソナタを残さなかったのかというと、そうではありません。今回は、これらヴィヴァルディの“真作”「フルート・ソナタ」をご紹介します。「ハ長調 RV 48」「ト短調 RV 51」「ニ短調 RV 49」「ホ短調 RV 50」の4曲で、それぞれケンブリッジ、ライプツィヒ、ウプサラ、ストックホルムの図書館に手書きの楽譜の形で所蔵されている曲です。
RV 48とRV 51の2曲は、緩-急-緩-急の4楽章構成でシンプルな作品です。RV49はPreludio. Largo – Siciliana. Adagio – Sarabanda – Allegroの4楽章からなる装飾音や音の動きに新しさがあります。RV 50はAndante – Siciliano – Allegro – Ariosoの4楽章ですが、この曲も装飾やリズムに新しさが見られ、不思議な楽章構成にも特徴があります。
ヴィヴァルディのフルート・ソナタはこの他にもリコーダー用と考えられる「ヘ長調 RV 52」や、その後の発見になる2曲などが(うち1曲「ト長調 RV 806」と同一曲が、Schott社から「ニ長調 RV 810」として出版されている。ID : 28303)ありますが、現在、明確な形でヴィヴァルディのフルート・ソナタとしてまとまっているのはこの楽譜です。
(SR)
たまには違うアレンジで(Rec.Pf./Fl.Pf.)
GREENSLEEVES-VARIATIONEN
楽譜ID : 5718
ウェルディン / Werdin, Eberhard
グリーンスリーブス変奏曲
GREENSLEEVES-VARIATIONEN
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皆さんよくご存じの「グリーンスリーヴス」。イギリス民謡として親しまれています。フルートとピアノ、またはフルートとハープへの編曲として、フルーティストのルイ・フルーリーによる変奏曲が、また、管弦楽曲としてはヴォーン・ウィリアムスによる幻想曲が知られていますが、今回はウェルディンによるリコーダー(またはフルート)とピアノのための変奏曲をご紹介します。
テーマと9つの変奏からなります。テンポ、拍子が変奏ごとに変わり、どれも飽きさせないアレンジです。フルートとピアノにそれぞれ1曲ずつソロがあります。
これまでに曲集なども含め色々な楽譜が出ておりますが、このウェルディンによる編曲、新しいレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。
【中級者向け】 (B)
「組曲」=suite いくつかの小曲あるいは楽章をまとめた複合的な器楽曲
SUITE,OP.34
楽譜ID : 9697
ヴィドール、シャルル=マリー / Widor, Charles Marie
組曲 OP.34
SUITE,OP.34
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近代フランスのオルガンの巨匠、作曲家として知られるヴィドールはリヨンで生まれ、父親からオルガンの手ほどきを受け、自然と音楽の道へ進みました。パリの教会のオルガニストを務め、パリ音楽院ではオルガンと作曲を教え、シュヴァイツァー、デュプレ、オネゲル、ミヨーらを育てました。第一曲「モデラート」、第二曲「スケルツォ」、第三曲「ロマンス」、第四曲「終曲」。フルーティストの技術を存分に生かした、色彩豊かなメロディーがリサイタルのフィナーレを飾ります。この名曲は当時、パリ音楽院の教授を勤めていたフルートの名手P.タファネルに捧げられました。
(Y)
セレナーデの決定版!
SERENADE
楽譜ID : 17023
ウッダール、A. / Woodall, A.
セレナーデ
SERENADE
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この曲のプログラム解説を書かれる演奏家は大変苦労されると思います。何故なら、楽譜にはA.WOODALL作曲と書かれているのですが、ファーストネームさえ不明だからです。 単純で美しい旋律、9/8拍子が一層効果的な流れを表現しており、まさに名曲にふさわしい小品です。作風は19世紀後半位?でしょうか。演奏時間はフルートパート譜2ページ、約3分です。アンコール、サロンコンサートのプログラムにお勧めいたします。
【初・中級者向け】 (Y)
「鳥」の物語
DIGITAL BIRD SUITE
楽譜ID : 12705
吉松 隆 / Yoshimatsu, Takashi
デジタルバード組曲
DIGITAL BIRD SUITE
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吉松隆さんといえば、「鳥の作曲家」と呼ばれるほど鳥がらみのタイトルの作品を書いていらっしゃいます。その中でフルート&ピアノの編成の曲といえば、「デジタルバード」。全5曲からなる小組曲で、1.鳥恐怖症 2.夕暮れの鳥 3.さえずり機械 4.真昼の鳥 5.鳥回路 と、なんとも不思議なタイトルばかりですね。鳥のさえずり、羽をバサバサ動かしながら飛び立つ姿など様々な光景が目に浮かんできます。上級者向けですが、現代曲のなかでは比較的演奏しやすいでしょう。ピアノとの息もぴったり合わせましょう。
(G)
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