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アンデルセンは19世紀後半に活躍したデンマーク生まれのフルーティスト、作曲家、指揮者。父からフルートを学び、早くも13歳からコペンハーゲンのオーケストラの団員として演奏しました。その後、サンクトペテルブルクを経てベルリンに移り、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の創立メンバーとなり、ブラームス、グリーグ、ハンス・フォン・ビューロー、チャイコフスキーなどの指揮の下で輝かしい日々を過ごしました。アンデルセンはエチュードや小曲で有名ですが、ベルリンに移って間もなくの1883年に作曲された「コンチェルトシュトゥック」作品3は、ドイツのロマン派の流れを汲んだ規模の大きな作品です。重厚な伴奏に伴われたフルートが雄弁な語りと技巧を見せる序奏に続いて、主題が提示されて様々な展開があり、カデンツァも付いています。タファネルはこの曲をたいへん高く評価して、1895年のパリ音楽院卒業試験の課題曲に採用し、さらに新作をアンデルセンに依頼し、「コンチェルトシュトゥック第2番」作品61が作曲されました。スタッフより
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