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バルトークは若き日に、ゾルタン・コダーイと共同して、民謡を採譜して、分析・研究を行ない、自らの作曲の中にその成果を結実させていきました。 バルトークの耳の良さは、超人的で、例えば、ハチが飛ぶ羽音も音符として書き表わせるほどだったとどこかで聞いたことがあります。 トランシルヴァニアのチーク地方を1907年に訪れたバルトークは、老人の吹くティリンコというハンガリーの指穴のない羊飼いの笛で吹いたメロディーに強い印象を受け、録音、採譜したものを元にピアノ独奏曲を書き上げました。和音は、バルトーク自身の斬新なものですが、笛のソロの部分は、かなり正確に、抑揚、ルバートが記譜されていると思われます。この曲を、フルートとピアノのために編曲したのがヤーノシュ・シェペニーによる版です。全体は3つの部分が切れ目なしに演奏されます。(I.ゆったりとしたルバートの部分。II.拍子の交替するリズミックな部分。III.4/4の活気に満ちた部分。)(解説/三上明子)スタッフより
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