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ピエトロ・モルラッキについて詳しくはわかっていませんが、ミラノの音楽院で1843年から50年までフルートの名手でフルート作品も残したジュゼッペ・ラッボーに学んだこと、また後に、ラッボーニも務めたことのあるミラノ・スカラ座の第1フルート奏者に就任したことがわかっています。 この曲は、フルートの登場を印象づけるアレグレットと愁いを帯びたアンダンティーノからなる「序奏」、スイス民謡ののびやかな「主題」、技巧的で華やかな2つの「変奏」とアレグロ・モデラートの「スケルツェッティーノ」から構成されています。第1変奏からいきなり急速な2声の変奏になるところなど、モルラッキ自身、度胸ある名手だったことが想像されます。スカラ座の首席奏者の経験が活かされて、場面転換のセンスにあふれ、聴かせどころがよく用意されている作品と言えましょう。(解説・三上明子)スタッフより
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