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ゴーベールは、タファネルの後継者としてフルートのフランス楽派の重要な存在です。彼は若くしてその地位を得た後、作曲と指揮の分野でも大きな仕事をしました。タファネルがパリ音楽院のフルート科教授になって最初のクラスで1等賞を得た時、ゴーベールはまだ15歳でした。パリ・オペラ座管弦楽団では、初めはヴァイオリン奏者を務めた後に、16歳で首席フルート奏者になりました。また、パリ音楽院で和声をラウル・プーニョ、作曲をシャルル・ルヌヴーに師事して、1905年にはローマ大賞の第2位になっています。1904年には指揮経験がないままオーディションに合格して、パリ音楽院管弦楽団副指揮者も務めることになりました。その多忙な合間の1907年に作曲された「子守歌」は、愛らしい作品です。フルートを嗜む友人にプレゼントしたのでしょうか。フォーレの「子守歌」やピエルネの「ソナタ」第2楽章を思い出させるような、ほのぼのとした楽想です。 (解説・三上明子)スタッフより
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