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ダマ−ズ (1928-2013) は非前衛的な作風でフランス音楽の伝統主義を重んじた、新古典主義的な傾向の強い作曲家です。我が国では、彼の出世作である 『ソナタ』 (Fl.& Hp. 1965)、『ソナタ』 (Fl.& Pf. 1974) をはじめ、ハープを伴った、典雅な室内楽作品の名曲で多くの人々に親しまれています。近年、教育的配慮のなされた学習者用の教材 『25の練習曲』 (1987) が出版され、それに伴い、一連の初級者を対象にした教育的な作品 『4つの喜遊曲』 (Fl.& Pf.1 986) が出版 (1988) され、話題になりました。近代フランス風の響きが印象的で美しい、この 『牧歌組曲』 (1988) もその時期の一連の作品です。第1楽章 「鐘」 あちらこちらの教会から響き渡る鐘の音を模倣した、カリヨン。第2楽章 「牧歌」 平和で清閑な田園風景を歌う、パストラール。第3楽章 「輪舞」 田園に仲間が集い、楽しげに踊る舞曲、ロンド。初級者の合奏教材のために意図された3楽章からなる魅力的な小品です。(解説/佐野悦郎)ニュース
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