解説
神童アマデウス・モーツアルト(1756-1791) の旅の先々で作曲した初期の交響曲を抜粋編曲(初級)したフルート四重奏曲です。第1曲 ▼交響曲 第6番 ヘ長調 (KV 43) より第3楽章の 「メヌエット・ヘ長調」第2曲 ▼交響曲 第8番 ニ長調 (KV 48) より第2楽章の 「アンダンテ・ト長調」これらの第1、2曲は神童アマデウス(11〜2歳頃)が1767-8年の旅先のウィーン滞在中に、ここの新しい影響を受けて作曲された6曲の新ウィーン風交響曲に属される作品です。第3曲 ▼交響曲 第9番 ハ長調 (KV 73) より第2楽章の 「アンダンテ・ヘ長調」この第3曲はアマデウスが14歳の時、1770-1年春までのイタリア旅行の際に、そこでの影響を受けたイタリア風の6曲の交響曲中に属されます。いずれも原曲に忠実に (原調、原寸) 編曲されていますが、「2曲のアンダンテ」 は初心者の読譜を配慮してか、分かりやすく (2/4 4/4) 書き改められています。これはフルートの神童達 (小・中学生) へ贈る 「室内楽の旅への第1歩」 です。可愛い子には旅させよ!(解説/佐野悦郎)ニュース
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