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アンサンブル・コンテストやアンコール・ピースに相応しいフルート三重奏曲で、コンパクトで民族的(幻想的)な響きをもつ、楽しい「3つの小品」です。第1楽章 4/4 Allegro[B]はスピード感に溢れ、主要主題はシンコペーションの4度(5度)音程の組み合わせによる下行形動機(オブジェ)がリズミカルに連鎖的に変形され躍動します。中間部では、4度音程の積み重ねによる動機が上下行して模倣されます。第2楽章 6/8 Allegretto[b]は、美しいシチリアーノ風の牧歌がリズミカルな伴奏の流れに乗って、爽やかに奏でられます。第3楽章は三部形式で書かれ、前奏 4/4 Rubatoは爽やかな旋法風の美しいフレーズが各パートにリレーされて、主要主題 3/4 Vivaceを導き出します。リズミカルな不協和音([A-D-G]の持続音)に乗って、フォルクローレ風(民謡)の響きの牧歌的旋律が、急速な3連符の音階、分散和音と交錯して楽しく戯れ、踊られています。石毛里佳女史は吹奏楽分野の作品を中心に創作活動を続けている作曲家です。尾高惇忠氏、宮本良樹氏等に作曲を学び、繊細で美しい作品を書くことで定評があります。ニュース
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