解説
ベニッシュはハレ音楽院のフルート講師及び、放送局での作曲、プロデューサーをする傍ら、ライプツィヒ・ラジオ・ウィンドオーケストラのための作品を書いています。この「モダン・スイート(近代組曲)」はラテン・ポピュラーリズムによる愉しい5曲の舞曲が組曲形式で構成されています。I.ファシネーションはラテン・リズムに乗り、各パートがアンサンブル効果を充分に発揮できる様に配慮された楽しい小品です。II.ワルツは清楚な和声とリズムに乗って優美な円舞曲を奏でます。III.バロッコ・イン・ブルー はバロック風の美しいアリアが序奏となり、続いて激しいラテンリズムが現れ、ソロに続きトリオにより情熱的なメロディが繰り広げられます。IV.メヒコはマンボ風のリズムに、リズミカルで可愛い旋律が漂います。V.リトル・ボーイはベースラインの上に3本でリズム、ハーモニーを同調させ軽快なラグタイム風旋律を繰り返します。(解説/佐野悦郎)ニュース
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