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『8つの上級練習曲 作品33の3』はパリ・オペラ座管弦楽団のフルーティストであり、パリ・コンセルヴァトワールの教授でもある、P.タファネル(Paul Taffanel 1844-1908)に献呈された作品です。E.ケーラーは彼が1887年にサンクトペテルブルクに演奏旅行に来た際に会っており、翌年頃に、『作品33(全3巻)』が出版されました。この第3巻の調性発展は第2巻と同様、比較的控えめです[4♭〜(As, Es, c, B, F, d, C, a, G, e, D, h, A, fis, E, H)〜5♯]。しかし、その分だけ「ロマン派の技巧的な変奏曲」に対応できる、高度な上級技術(連鎖トリル、大跳躍、半音階、分散和音)を要求されており、全音域を縦横無尽に駆け巡る大変に難しい上級技巧練習曲となっています。(解説/佐野悦郎)ニュース
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