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ウィーンの笛吹き

Der Wiener Pfeifer

vol.2 ワルター・アウアー

オーストリア・フィラッハ生まれ。ケルンテン州立音楽院でJ.カルクレウス氏に、モーツァルテウム音楽大学でM.M.コフラー氏に学ぶ。その後、A.ブラウ、E.パユ両氏に師事のもと、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団アカデミー生となる。また、A.ニコレ氏のマスター・クラスにて指導を受ける。クレモナ国際フルートコンクール、ミュンヘン国際音楽コンクールなど国際コンクールにおいて優秀な成績を収める。ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を経て、2003年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ならびにウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席奏者に就任。ソリストとしては、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ニュルンベルク交響楽団など世界の著名なオーケストラと共演。またフルート以外の器楽作品からの編曲や現代音楽の初演など、フルート・レパートリーの拡充にも力を注いでいる。指導者としてはウィーン国立音楽大学の教授をはじめ、ヨーロッパ、アメリカ、日本を含むアジアの世界各地でマスタークラスを開催している。

※プロフィールは、掲載時のものとなります。


  • CD-ID:6206

    華麗な名曲集

    ウィーン・フィルとウィーン国立歌劇場の首席フルート奏者、ワルター・アウアー初のソロ・アルバムです。フルートのヴィルトゥオーゾの名曲が集められています。1曲目のワーグナー/ブリッチャルディの「ローエングリン・ファンタジー」から、早速アウアーの音楽の世界に魅了されてしまうでしょう。その後、ベームの「グランド・ポロネーズ」やブリッチャルディの「ヴェニスの謝肉祭」、ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」といったフルーティストにとってお馴染みの作品が続き、後半はシューベルトの「歌曲『冬の旅』から」の抜粋、パガニーニとクーラウの無伴奏ソロ、最後にボルヌの「カルメン・ファンタジー」といった多彩な選曲です。アウアー・ファンはもちろん、フルート愛好家にとっても納得の1枚です。

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  • CD-ID:6102

    ショパン:フルート三重奏曲 OP.8(原曲:ピアノ三重奏曲) 他

    アウアーと、元ウィーン・フィルのチェリストで、当時から室内楽アンサンブルの活動にも力を入れていたヨァゲン・フォゥグ、そしてピアニストのフォゥグ・浦田陽子とのトリオのアルバムです。曲目は、ショパンの「ピアノ三重奏ト短調OP.8」と、フランスの新古典主義の作曲家でピアニストのJ.フランセ(1912-1997)のトリオ、ウィーンの音楽院の指導者として、さらに作曲家、ピアニストとしても活躍していたJ.ディヒュラー(1912-1993)のトリオという少々マニアックなプログラムです。ショパンの「ピアノ三重奏ト短調Op.8」ですが、こちらはヴァイオリン・パートをフルートに置き換えており、その編曲もアウアー自身がおこなっています。フルート・レパートリーの拡充に力をいれているアウアーの挑戦に注目です。

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  • CD-ID:6494

    ドゥセク:グランド・ソナタ

    ドゥセク(1760-1812)は、ハイドンに一目置かれ、ベートーヴェンやクレメンティと並ぶほど当時評価の高かった作曲家、ピアニストです。現在のチェコで生まれ父親から音楽の手ほどきをうけ、ヨーロッパ中で活躍しました。生涯で約300曲もの作品を残していますが、そのほとんどはピアノに関するものです。このCDにはピアノが入る室内楽曲の中から「ピアノ四重奏OP.56」「グランド・ソナタ(フルート・チェロ・ピアノのための三重奏曲)」「ピアノ五重奏曲OP.41」の3曲が選ばれています。時代的には後期古典派にあたりますが、ロマン派のピアノ作品の先駆けのような存在で、和声、楽曲構成、楽器の使い方など、当時としてはどれをとっても革新的でした。アウアーをはじめ室内楽の名手が揃うウィーン・フィルのメンバーによるエレガントな演奏をお楽しみください。ドゥセク没後200年にあたる2012年の録音です。

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  • CD-ID:6841

    A.F. & K. ドップラー:作品集~コン・ブラヴーラ~

    ウィーン・フィルの首席フルーティスト、ワルター・アウアーとカール=ハインツ・シュッツによるアルベルト・フランツ・ドップラーとカール・ドップラーの二重奏作品集です。兄のフランツ・ドップラーは、現在のウクライナ・リヴィウに生まれ、ブダペスト歌劇場、ウィーン宮廷歌劇場の首席フルート奏者を歴任、ウィーン音楽院のフルート科の教授も務めました。弟のカール・ドップラーと行った欧州各地での演奏旅行が有名ですが、フランツはフルートに限らず、オペラやバレエ音楽の作曲家としても活躍していました。いつの時代も息の合った演奏と超絶技巧は人々を魅了します。アウアーとシュッツの演奏もまた私たちに驚きと感動を届けてくれます。「リゴレット幻想曲OP.38」や「夢遊病の女OP.42」の圧巻の演奏。フルート吹きであれば、こんな風に吹いてみたい、と思わずにはいられません!

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  • CD-ID:6806

    大協奏幻想曲

    2013年に行われた工藤重典とアウアーのデュオ・リサイタルのライヴ録音です。日本を代表するフルーティストとウィーン・フィルの首席奏者という豪華な組み合わせで、大変話題の公演となりました。J.S.バッハの「トリオ・ソナタBWV1029」、ドップラーの「夢遊病の女」、ユーグの「『仮面舞踏会』の主題による幻想曲」といったフルート・デュオの名曲に、工藤重典によるテレマンの「ソナタへ短調」、アウアーのL.アルカレイの「進みながら」、のソロを挟んだプログラムです。2人のフルーティストの個性と、その融合による音楽の輝きが感じられるでしょう。L.アルカレイ(1928-2012)はクロアチア出身の作曲家で、この曲はアウアー自身のオファーにより書かれたそうです。ピアノとチェンバロの演奏は、多くのフルーティストと共演している成田有花です。

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  • CD-ID:7566

    フランツ&カール・ドップラー:フルート作品全集 VOL.4

    スペイン出身のフルーティスト、クラウディ・アリマニーによる、フランツ&カール・ドップラーの全作品を紹介するCDプロジェクトの中の1枚です。お馴染みの「ハンガリー田園幻想曲」に加え、エロールの歌劇「『サンバ』からの小品」、マイアベーアの歌劇「『悪魔ロベール』によるポプリ第1番、第2番」、2本のフルートと管弦楽のための「ワルツ・ブラヴーラ」など世界初録音を含む9曲が収録されており、アウアーは「ワルツ・ブラヴーラ」に参加しています。管弦楽の伴奏により、より華やかにフルートが映え、ドップラー得意の超絶技巧と共にお楽しみいただけます。アウアーの他にもフルーティストは工藤重典とM.メルツェッリが参加。豪華な共演者も魅力のCDです。

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vol.3 マティアス・シュルツ(準備中)