ムラマツ・オンラインショップ
会社概要お問い合わせマイページ
ムラマツフルートレッスン楽譜CD/DVDコンサート・ガイド
店舗案内リペアメンバーズクラブアクセサリームラマツ・ホール

ウィーンの笛吹き

Der Wiener Pfeifer

vol.3 マティアス・シュルツ

プロフィール

――お気に入りの1枚を教えてください

カメラータと録音したドップラーの1枚(CD-ID:4772)ですね。父ヴォルフガング・シュルツとの初めての録音でした。本当に素晴らしい経験で、僕の人生の中でも特別な時間として今でもよく思い出します。
ドップラーは父とコンサートでもよく演奏しましたので、録音の際には、ブレスも音楽的アイディアも完璧に一つになることができました。そんな記念すべき録音なので、とても思い出深いお気に入りの1枚なんです。

――日本のフルートファンにひと言いただけますか

今日、多くのすぐれたフルーティストがいます。ですが、皆さん決して真似をしようとしないでください。あなた自身にしかできない演奏を見つけて、「あなた」という唯一のフルーティストになってください。
わたしたちは幸運にも、フルートという最も美しい楽器を演奏できる機会を得ています。皆さんが、フルートで素晴らしい音楽ができますことを、心より願っています。

―――マティアス・シュルツ


  • CD-ID:5915

    子供のための朝の調べ

    父であるW.シュルツのもとで研鑽を積み、以後ジュネーヴのコンセルヴァトワールでM.ラリューに師事。1989年、「青少年演奏家」コンクールで1位を獲得。ソリスト、室内楽の分野で国際的に活躍しています。ウィーン・フィルやウィーン室内管弦楽団とも常時協力関係にあり、現在オーストリア・フルート協会会長を務めています。
    このCDは、マティアス・シュルツ初めてのソロ・アルバムです。「子供のための朝の調べ」というタイトル通り、子供から楽しめるクラシックの名曲とフルートの美しい小品が18曲。マティアスの柔らかく澄んだ音色と心温まるメロディーで、すてきな朝の時間をお過ごしください。

    詳しく見る
  • CD-ID:6432

    トーマス・ダニエル・シュリー:歌劇「私、ヨブ」OP.68(2枚組)

    トーマス・ダニエル・シュリー(1957-)は、ウィーン生まれの作曲家、オルガニストです。ウィーン音楽院で和声と対位法、作曲、オルガンを学び、ウィーン大学で音楽学と美術史を、またパリでメシアンに作曲を学びました。ヨーロッパ各地の音楽祭のディレクターなどにも携わる傍ら、オルガニストとしても精力的に活動。作曲作品はオーケストラ、アンサンブル、声楽、器楽と幅広く、出版も定期的に行っているそうです。歌劇「私、ヨブ」とは、旧約聖書の「ヨブ記」を元に書かれた室内オペラです。テノール、ソプラノ、チェロに加え、トランペット、フルート、ヴァイオリンが参加。フルートはマティアス・シュルツの他、3名のフルーティストで奏でられます。壮大なテーマに音楽が重なり、厳かで緊張感のある世界が広がっています。

    詳しく見る
  • CD-ID:6905

    バオレ・ウィーン木管五重奏団プレイズ、ヒンデミット、ハース、ピルス、リゲティ

    バオレ・ウィーン木管五重奏団は、2009年ヘルベルト・マダータナー(Ob)、ダニエル・オッテンザマー(Cl)、ダーヴィト・ザイデル(Fg)、ヨナス・ルードナー(Hn)、そしてマティアス・シュルツの5人により結成された木管五重奏団です。それぞれウィーンの音楽界を代表する音楽一家の出身で、人気、実力を兼ね備えたメンバーと言えるでしょう。ヒンデミット、ハース、リゲティといった木管五重奏の名曲に加え、同じオーストリア出身でピアニスト、指揮者としても活躍したカール・ピルス(1902-1979)の「木管五重奏のためのセレナーデ」も収録しています。技術やレパートリーだけでなく、「音楽の喜び・愉しみ」も受け継ぐ5人の演奏をお楽しみください。

    詳しく見る
  • CD-ID:4772

    ドップラー:リゴレット幻想曲~フランツ&カール・ドップラー:フルートのための作品集

    このCDは、W.シュルツがカメラータの所属となって行った初めての録音です。息子であるマティアスをパートナーに、歌心溢れる華やかな曲想で人気があるドップラー兄弟の作品を収録しています。それぞれの楽曲は演奏旅行で活躍したドップラー兄弟自身のレパートリーでもありました。音色やアーティキュレーションが揃っていることはもちろん、心も通い合ったシュルツ親子の演奏を是非お聴きください。

    詳しく見る
  • CD-ID:4248

    ヴェネツィアの謝肉祭

    こちらもフルート2本のための作品を集めた他のCDと同じく、W.シュルツとマティアス・シュルツの親子共演です。A.F. & K.ドップラーやブリッチャルディなどの華やかな作品が演奏されています。このCDの中で注目したいのがA.B.フュルステナウの「<ルニオン>序奏と華麗なロンドOp.115」です。B.ベッリーニのオペラ「ノルマ」の第2幕「ご覧なさい、ノルマ」が使われた知る人ぞ知る名曲です。2本フルートとピアノの新しいレパートリーとして演奏会や発表会にもお使いいただけるでしょう。歌心溢れるシュルツ親子の「二重唱」をお楽しみください。

    詳しく見る
  • CD-ID:3886

    モーツァルト:6つの二重奏曲

    マティアス・シュルツと彼の師であり父親のW.シュルツによる、ピアノなどの伴奏をともなわない2本フルートのみの演奏です。W.A.モーツァルトのオリジナルの編成ではなく、ヴァイオリン・ソナタとピアノ三重奏からの編曲です。当時は同じ楽器を学ぶ者同士のアンサンブルの教材に使われていたようですが、シュルツ親子の演奏により、美しい演奏会用ピースとして生まれ変わりました。“ウィーンっ子”の2人が奏でる軽やかで爽やかなモーツァルトの音楽を味わえる1枚です。

    詳しく見る
  • CD-ID:4079

    ヴェルディ・オペラ・ファンタジー

    ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)は19世紀に活躍したイタリアのオペラ作曲家です。このCDはヴェルディのオペラの旋律を編曲したフルートのヴィルトゥオーゾ作品を集めた1枚です。彼の没後100年にあたる2001年に録音されました。編曲したのは何れもイタリア人フルーティストで作曲家の、G.ブリッチャルディ、L.ユーグ、F.シルヴィ、G.カサレットです。マティアス・シュルツは2本フルートとピアノの、ユーグ「<仮面舞踏会>の主題による協奏的大幻想曲OP.5」で共演しています。かなり技巧的な内容ですが、それでいてオペラ作品がもつ“歌”を失わない、華麗な演奏を楽しめます。

    詳しく見る
  • CD-ID:6407

    ハイドン:エルデーディ四重奏曲 作品76

    W.シュルツとの親子共演が聴けるCDです。ハイドンの「エルデーディ弦楽四重奏曲OP.76」を、同時代の音楽家S.アーノルドがフルート二重奏用に編曲したものが入っています。この「エルデーディ弦楽四重奏」とは、ハイドンの晩年期に書かれた作品で、ハンガリーのエルデーディ伯爵に献呈された名曲です。第6番まであり、第2番「五度」、第3番「皇帝」、第4番「ラルゴ」、第6番「日の出」と4曲にはタイトルもつけられています。今回シュルツ親子が演奏した編成は2本のフルートのみですが、物足りなさを感じさせない、素敵な音楽を聴くことができます。

    詳しく見る
  • CD-ID:5336

    フィルハーモニカーの至芸:フルート

    こちらもW.シュルツとの共演です。マティアスは“のだめ”で一気に有名となったW.A.モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタKV448(フルート2本とピアノへの編曲版)」 、クーラウの「大三重奏曲ト長調OP.119」 、アルトフルートとの掛け合いが面白いJ.フランセの「2羽のオウムの会話(フルートとアルトフルート)」に参加しています。その他、サン=サーンスの「タランテラ OP.6」やF.プーランクの「ソナタ」が収録されたバラエティに富んだ1枚です。ピアノはウィーン市立音楽院で学んだ、乾まどかです。

    詳しく見る
vol.4 ビルギット・ラムスル(準備中)