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この曲は、アンドレアス・ブラウ氏が来日した折のプログラムに取り上げられ、知られるようになりました。作曲者マイアー=オルバースレーベンは、自身の姓と同名の 地オルバースレーベン (ワイマール近郊 )に生まれ、ヴュルツブルクに没したドイツのピアニスト、作曲者でした。音楽史の大河の中では無名の存在ですが、ヴュルツブルクの王立音楽学校の校長を務めたり、同地の有名な合唱団体 「リーダーターフェル」 の指揮者として活躍した人でした。この 「ファンタジー・ソナタ」 は、後期ロマン派風の作品で、スケールの大きさを感じさせる曲です。第1楽章アレグロは、対照的な主題を持ち合わせたソナタ形式。第2楽章アンダンテは、「セレナード」で夢見るような旋律で始まります。途中、起伏があり、再び、静けさに帰る。第3楽章プレストは、「バッカナーレ」 (酒神バッカスの祭) と題され、大変にぎやかな楽章。ロンド形式。静かに歌う部分も、もちろんありますが、全体を通して見るとかなりエネルギッシュな印象のある曲です。(解説/三上明子)スタッフより
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