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19世紀英国の作曲家、バーネットの一族は、祖父の代にプロシアから英国に移住して、バーネットの姓を名乗りました。父は声楽の教授、伯父も「英国オペラ界の父」と称せられたジョン・バーネットと音楽家の家系でした。ピアノの神童として育ち、15歳の時には、シュポアの指揮でメンデルスゾーンのニ短調のコンチェルトを演奏。ライプツィヒに留学した後は、リーツ、モシェレス等に学びました。ロンドンに戻った後は、1867年に最初の合唱曲が成功してから、合唱の作曲家として頭角を現しました。フルート作品としては、フルートとオーケストラのための「コンチェルト・パストラーレ」(どのような曲かは不明)があります。「グランド・フルート・ソナタ」は、メンデルスゾーンの影響が色濃くうかがわれます。第1楽章Allegro ソナタ形式。悲劇的な始まりを予感させる序奏から、手堅い展開を見せる。第2楽章Andante con motoサロン用の歌曲を多く書いたバーネットが、その手法をフルートに置き換えた楽章。第3楽章Allegro vivace機敏さと優雅さが程よくバランスして、心地よい効果を上げています。ロマン派ソナタとして見直されている作品です。スタッフより
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