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この曲の原曲は、ドヴォルジャークの若い頃の作品、独奏ヴァイオリンとオーケストラのための「ロマンス 作品11」です。極貧のなか、独学で作曲を学んだドヴォルジャークは、1870年代からプラハで作品が取り上げられるようになりました。1873年に結婚。幸福な生活を営んで作曲が進んだその年に作られた弦楽四重奏曲 第5番 ヘ短調 第2楽章の出だしの部分を使って「ロマンス」は作曲されました。チェロのピツィカートに乗ってシンプルな旋律が奏され、憧れに満ちた部分に繋がり、情熱的なパッセージが導き出されたかのように紡ぎ出されています。この曲は作曲当時から、ヴァイオリンとピアノのためにも編曲されていますが、フルートとピアノ版の楽譜では、校訂者であるドナルド・ペック氏が間奏部分などをかなりカットして編纂しています。また、この楽譜のテンポに関する指示はペック氏によるものが多いことを念頭に置いておくとよいと思います。スタッフより
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