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楽譜・詳細情報

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    テレマン、ゲオルク・フィリップ/Telemann, Georg Philipp
    6 SONATEN,OP.2 HEFT 1:G-DUR,E-MOLL,D-DUR TWV40:101,104,102
    6つのソナタ OP.2 第1巻:ト長調/ホ短調/ニ長調 TWV40:101,104,102

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解説

ゲオルク・フィリップ・テレマンはフルートを含む多種多様な室内楽作品を数多く残しており、その作品群はこのジャンルの 「宝庫」 となっています。彼の作曲した多くの室内楽曲集からすると、多作家の彼にしては同種楽器による二重奏曲集 [2Fl or (2Rec) ] の数は少なく、主要な作品は、それぞれに特徴を持って書かれた4セット 【TWV:101-135】 のみです。その特徴とは、パリのJ.B.deボワモルティエが流行を追って同種楽器 [2Fl etc.] の重奏曲を一気に集中して作曲したのに対して、ハンブルクのテレマンは器楽曲の分野において多くの曲集で知られる通り、楽器編成法の可能性を生かした様々な作品を手掛け、異なる種類の楽器とのコンビネーションを好んだこと、これらの同種楽器による各二重奏曲集の作曲年代に10年余りの隔たりがあり、時代の転換期に亘ることです。テレマンの二重奏作品は当時の18世紀前半にパリを始めとする欧州各主要都市で出版され愛好されましたが、再び戦後のバロック復興を機にベーレンライター社が ≪テレマン作品選集≫ (1953-1955) を編纂した際に蘇り、その後各社からこぞって校訂実用譜が多く出版されました。作品番号TWVは器楽作品部門の研究者マルティン・ルーンケ氏 (Martin Ruhnke) による主題目録 [Vol.1, 2 & 3 (1984/1992/1999) ] によるものです。この分類項目 「TWV 40 :」 は無伴奏室内楽作品 (通奏低音無し) の項目で、独奏曲と二、三、四重奏曲が含まれています。典雅で美しい 『6つのソナタ 作品2 [G, D, A, e, h, E] 』 (TWV 40 : 101-106) は全6曲とも4楽章構成の典型的な教会ソナタ (緩・急・緩・急) 様式で書かれ、その楽器指定は一般的な [2Fl or 2Vn or 2Rec] です。当時のハンブルクの二人の音楽愛好家であるゲオルク・ベールマン氏、ピエール・ディトリク・トエニ氏に献呈された曲集で、初版は1727年にハンブルクで自費出版されました。彼の二重奏曲中最も知られた名曲で、構築力があり対位法的にも優れ、良い趣味の二重奏曲集としてレコード時代には 「M.デボストとJ-P.ランパル」 が、CD時代の現在では 「アメリカン・バロック (S.Schulez & M.Rosenfeld / Naxos) 」 が収録しています。周知の通り 「ソナタ 第2番 ニ長調」 は 『アルテ 2巻 (JFC版) 』( Lesson 30 参考曲) で我が国ではお馴染みです。尚、ベーレンライター社は分冊装丁で、曲順が第1巻[G, e, D]、第2巻[h, A, E]と初版に準じており、後に出版された [J.Walsh版] (1746) に準拠したTWV番号とは異なります。(解説/佐野悦郎)

スタッフより

表紙の表記はTWV101,102,103となっていますが、実際に収録されているのはデータ通りTWV101,104,102となっています。


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