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フルート豆知識 〜修理室から〜 REPAIR
皆さんが日頃フルートに関して何だろう?なぜ? どうして? と思っていることを少しずつお話したいと思います。 バックナンバー
修理室長 伊藤史安
技術課長 伊藤史安

今回は、Eメカニズムについてお話します。
「Eメカニズム(その1)」

 皆さん はフルートを始めた頃に3オクターブ目の
Eの音が出にくいと思ったことはありませんか?
中には未だにそう思っている方も
いらっしゃるかもしれませんが、どうして出にくいのでしょう?

 フルートの音作りはどうやっているのでしょうか。
音はキーを一つずつ開けていくことで半音ずつ高くなっていきます。
そして、2オクターブ目からは倍音を使って出していきます。
中音のDの音は低音のDの第2倍音ですから、そのときの管の長さの1/2の所に穴が開けば良いわけです。
だから中音のDは左手の人差し指を開けて出します。
図1   図2
高音のEの音は低いEの第4倍音です。( 注 * 図2 参照)
ですからEの管の長さの下から1/4の所に穴が開けば良いわけです。
 
図3   写真1
 1/4の所のキーはAキー、つまり左手の薬指で押さえる所が開けば良いのですが、ここでひとつ問題が発生します。
Eメカが付いていないフルートはその隣の表G#のキーも一緒に開くことになります。
そこで、その表G#のキーを閉じようというのがEメカニズムです。(注*写真1参照)
Eメカが付いていないフルートは一つキーが多く開いているため、
3オクターブ目のEの音が出にくいのです。
同じ現象は3オクターブ目のF#にも感じられると思います。
よく、Eメカが付いていない楽器を吹いている方が3オクターブ目のEとF#が出にくいのでと
点検にお持ちになる方がいらっしゃいますが、楽器の特性なので、多少出にくいのは仕方がありません。
Eメカの付いていない方は是非次のことを試してみてください。
3オクターブ目のDの息のスピードでEを吹くと落っこちても、FからEに降りたときにはひっくり返らないと思います。
3オクターブ目のDを作る管の長さよりEを作る管の長さの方が長くなるので、それだけ息のスピードを上げなくてはいけないのです。
Dよりひとつ上の音ですが、Dの息のスピードではだめなのですね。
Eメカを付けていない方も、付いている方も、
ご自分の楽器の特性をしっかりと知った上でご自分の楽器をコントロールすることが大事だと思います。
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