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アーノルドはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席トランペット奏者を経て、作曲家となった異色の経歴の持ち主です。ロンドンの王立音楽院では作曲、トランペットを学び、オーケストラのトランペット奏者となった後、第二次大戦に従軍。その後、一時、オーケストラに復帰しましたが、奨学金を得てイタリアに1年間留学してから、作曲活動に専念するようになりました。9曲の交響曲、協奏曲、オペラ、バレエ、映画音楽など幅広い作品を残しています。ソロ楽器のための「ファンタジー」はフルート以外にも、オーボエ、クラリネット、バスーン、ホルン、トランペット、トロンボーン、テューバ、ギター、ハープのために作曲しています。フルートのための「ファンタジー」は1966年のバーミンガム国際木管楽器コンクールのために作曲されました。コンクールの課題曲にふさわしく、奏者の技量と楽曲を把握する構成力を問う内容になっています。最初のテーマが中間部でマーチ風になって再び登場するところは、この曲の印象深いシーンと言えましょう。(解説/三上明子)スタッフより
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