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今世紀の後半の70年代頃、オランダのアムステルダムでフルート・アンサンブルの楽譜が続けてドネムス (DONEMUS) 社から発刊されました。その立役者が御存じの通り 《ムラマツ・クインテット》 でした。そしてこの 【五重奏団】 のために一連の作品が生まれ、アムステルダムにアンサンブル全盛時代を迎えたのでした。しかしその基本編成が五重奏であった事から、一般的な 「四重奏編成」 の曲が不足しがちであったと考えられます。そんな状況の中、他の出版社である (Broekmans & Van Poppel) がそれを補うかの様に、この 『四重奏曲』 (1978) を出版したのです。この曲は現代作風の全5楽章構成で書かれ 1楽章 前奏曲 「プレリュード」2楽章 2、3声カノンによる 「シンプルソング (単歌) 」3楽章 変拍子による舞踏 「ダンス」4楽章 フリー・テンポによる 「ナイト (夜) 」5楽章 変拍子の 「フィナーレ」となっています。いわゆる現代入門編 『四重奏曲』 (中級) です。残念ながら作曲者のR.シャカリアン (1950- ) の詳細は手元の資料では不明ですが、おそらく戦後の新進の若手作曲家ではなかろうかと推測されます?(解説/佐野悦郎)ニュース
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