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真偽性の問題がある美麗なこの曲は 「緩・急・緩・急」 4楽章の 「教会ソナタ」 の形式で、ライプツィッヒ時代に書かれたものと推定されています。この作品の 「バス声部」 がJ.S.バッハの 《ソナタ [Vn.Bc.] BWV1021》 《ソナタ [Vn.Cemb.] BWV1022》 のバス声部と共通する事と、J.S.バッハ本人の 【直筆パート譜】 が今日に伝えられています。しかし、音楽学者ジーゲレは偽作とし、当時の 【通奏低音教本】 にはバスを基礎に上声部を書き加える課題がある事を上げ、J.S.バッハが息子に作曲を指導する際、自作の前述の 《ソナタ》 の 「バス課題」 を与え、息子の手を経て完成されたと説明します。その息子とは恐らくC.P.E.バッハです。何れにしてもバッハ家の曲である事には疑いの余地は無いので、このベーレンライター版は 「バッハ作」 として出版しています。楽器指定は [Fl.Vn.Bc.] ですが、一般的に笛仲間では上声部を2本のフルートで演奏される機会の方が多いと考えます。(解説/佐野悦郎)スタッフより
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