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ジャン=ミッシェル・ダマーズ (1928-2013 ) はフランス音楽の伝統主義を重んじた、新古典主義的な作風で知られている作曲家です。フルートの作品は名曲揃いであり、終戦の翌年 (1946) から作曲を開始し、その中のフルート作品は地道に完成されていきました。『演奏会用ソナタ (1950) 』、『ソナタ (Fl & Hp 1965) 』、『ソナタ (Fl & Pf 1974) 』、『24の練習曲 (1984) 』、『25の練習曲 (1987) 』 が挙げられ、現在も活動中で、他にも典雅な室内楽作品の名曲 を作曲し多くの人に親しまれています。勿論、その中にはフルート室内楽曲が含まれ、学習用 『牧歌組曲 (3 Fl ) 』、演奏会用 『フルート四重奏 (4Fl) 』 が有名です。近年、我国では彼は人気のフルート音楽作曲家に躍り出て、今では本家本元のE.ボザをしのぐ程の勢 いです。その人気の秘密は 「典雅で美しい新古典風の音楽」 にあると考えます。この 『フルート四重奏 (4Fl 1989) 』 [Score付き] も同様で、各楽章共に最上級のアンサンブル技術 を要求される作品です。特にT、V楽章の変拍子は鬼門です。作曲家同様に地道に活動を続け、前述の合奏技法を身に付けることで実を結ぶでしょう。!ダマーズに負けるな!(解説/佐野悦郎)スタッフより
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