商品について
収録CD検索結果画面はこちら解説
グルジア国歌の作曲者でもあるタクタキシヴィリは、1924年にグルジアの首都、トビリシで生まれ、生涯をこの地域で過ごしました。1947年まで、トビリシ音楽院で作曲を学んだ後、母校で教鞭をとるかたわら、グルジア国立合唱団に深く携わり、リハーサルのピアニスト、次いで指揮者、1952年からは芸術監督を務めました。1962年から1965年にかけてトビリシ音楽院院長を務め、1965年から84年の長きにわたりグルジア共和国文部大臣の要職にありました。タクタキシヴィリの作品は、グルジアの伝統的な音楽語法によって作曲され、広いジャンルにわたっています。このソナタ (1968) は、古典的な形式感を備え、フルートの持ち味を十分に引き出した作品です。第1楽章アレグロ・カンタービレはのびやかな主要主題と民謡調の素朴な主題の組み合わせで、親しみやすい音楽となっています。第2楽章アリアは内省的な歌をきかせます。第3楽章アレグロ・スケルツァンドは再び、活気と諧謔に満ちた楽しい音楽。中間部の民族楽器の笛が奏でる旋律を思わせる部分では、アジアに近い音楽を感じさせます。(解説/三上明子)スタッフより
スタッフのおすすめ楽譜掲載中ニュース
関連サイト
注文ボタンのない商品につきましては、右上の「お問い合わせ」よりお願いします。