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プロコフィエフ没後50年に当たる2003年は、プロコフィエフの作品が多く演奏されて、彼の作品に新しい光が当てられています。このソナタは、もともと若いヴァイオリニストがユニゾンで斉奏することを目的に作曲されました。私は、、ヴァイオリニストのギドン・クレーメルが若い仲間たちとこの曲を楽しそうに弾いているのをTVの画面で見たことがありますが、確かに、一人で弾くのとは違った印象になります。作品94のフルート・ソナタは、ヴァイオリニスト、オイストラフの提案によって、ヴァイオリン・ソナタ 第2番として、確固とした地位を得ましたが、この逆さのアイディアとして、作品115の無伴奏ソナタをペトルッチがフルート用に編曲したのがこの版です。第1楽章は、2つのテーマが明快なソナタ形式を形作っています。第2楽章は、ロシア民謡が変奏されていく美しい楽章。第3楽章は、フルート・ソナタ終楽章を思い出させる元気で突進する力のある楽章。この曲も、若いフルーティストたちが斉奏したら、新しいエネルギーが生まれるのではないでしょうか。(解説/三上明子)スタッフより
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