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ボザは、フランスの音楽教育のエリートの道を歩んだ人でした。パリ音楽院で19歳でヴァイオリンの一等賞、25歳で指揮の一等賞、29歳で作曲の一等賞を得て、ローマ大賞も授かりました。1948年までオペラ・コミックの指揮者を務めた後、ヴァレンシエンヌ音楽院の院長となりました。ボザの作曲家としての特長は管楽器の分野にたくさんの作品を残したことでしょう。エチュードもたくさん残しています。ただ、似かよったパッセージが、いろいろな曲に見受けられることがあります。「イタリアン・ファンタジー」は5分程の短い作品ですが、フルートの技巧を効果的に聴かせる曲に仕上っています。ピアノの序奏の後、フルートのソロがカデンツァのように奏され、シチリアーノのリズムに乗ったメロディーが現れます。その後楽しい民謡のようなモティーフが登場して、にぎやかに曲を盛り上げてフルートの技巧をうまく織り込んで曲を閉じます。(解説/三上明子)スタッフより
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