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C. P. E. バッハのトリオ・ソナタの楽章配列は大半が3楽章で、緩・急・急または急・緩・急です。フルート、ヴァイオリン、通奏低音の編成のトリオ・ソナタは12曲残され、作曲年代は改訂を含めて1731年から1747年です。次に[2Vn. Bc.]では9曲が現存し、作曲年代は、ポツダム宮廷時代(1738-1767)にあたる1747年から1756年です。彼は宮廷音楽家になる以前からトリオ・ソナタ[Fl. Vn. Bc.]を書き始め、宮廷に奉職してからも更に書き続けて改訂も行いました。この「トリオ・ソナタ ニ長調 Wq.151」(1747)はその境目の時期に書かれ、同じ曲想の「ソナタ[Fl. Cemb. オブリガート]Wq.83」(1749)に改訂されました。3楽章構成(急・緩・急)で書かれ、第1楽章[D]2/4はギャラント様式のシンコペーションで躍動する3連符動機が次々と連なり、長調、短調の明暗を持って模倣されていきます。第2楽章[d]3/4は構築力のある雅な哀歌で、美しく流れる主題は次々と転調を繰り返してはフルートとヴァイオリンで模倣され続けます。第3楽章[D]3/8は分散和音と音階からなる活発な舞踏風動機が軽快に最後まで模倣されます。スタッフより
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