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ボザ、ポーボンと共にフランス近代フルート四重奏のジャンルを拡大したベルトミューの新刊、組曲 『エオリエンヌ』 です。標題の [Eolienne] とは 「風による…」 の意味で、ギリシャ神話のアイオロス=風の神からきた言葉です。第1曲は急速に躍動する舞曲 12/8 「サルタレロ」第2曲は馬が優美に 3/4 ワルツを舞う 「巻乗り」第3曲 6/8 シチリアーノ風リズムが揺れ動く 「バランセル (ブランコ) 」第4曲は、はしゃぎ回るわんぱく小僧達 2/4 「いたずら」 で各曲とも標題に似合ったリズムが特徴です。またパリ音楽院での作曲の師、ビュッセール、ガロンから学んだ、後期ロマン派の淡い色彩の響きが魅力です。ちなみに、ベルトミューは詩人、劇作家、文筆家であり、生涯の大半を教育者として業績を上げた多彩な芸術家で、ローマ大賞を始めとする各分野の賞を多く受賞しています。(解説/佐野悦郎)ニュース
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