商品について
収録CDはこちら解説
上林裕子は京都市出身の作曲家です。京都市立芸術大学音楽学部作曲科を卒業し、1998年からはパリに在住しています。廣瀬量平、安部幸明、藤島昌寿らに師事しました。フルートのための作品を多く手がけ、1998年に発表した独奏フルートのための「廃墟の風」は、2000年の国際コンクールU.F.A.M.(フランス)の課題曲になりました。フルート・オーケストラのための編曲作品は50曲を超えています。このソナタは2003年に作曲され、フルート奏者のジャン・フェランディスとピアニストのエミール・ナウモフに献呈されました。出版譜にはフェランディスによる次の文が掲載されています。「上林裕子の作品は、同じ一つの宇宙にありながら、それぞれの光を放っている。そこには、夢、優しさ、ユーモア、繊細に変化する感情、若き情熱とヴィルトゥオーソ、そして心を打つ痛みがある。(中略)これらの作品は、私にとってかけがえのない宝物である。」4楽章で構成されたソナタは、洗練された近代音楽をベースに、壮大さ、小気味良い複雑さ、瞑想、リズムによるスウィング感など多様なフォルムを見せてくれます。高い技術と共演能力が求められますが、リサイタルのプログラムに加えてみてはいかがでしょうか。(解説/諸田大輔)スタッフより
スタッフのおすすめ楽譜掲載中ニュース
関連サイト
注文ボタンのない商品につきましては、右上の「お問い合わせ」よりお願いします。