【タランテラ】語源 (1)南イタリアのタラントという町の地名から由来する説。 (2)毒蜘蛛のタランチュラに噛まれた時、その毒を抜くために踊ったといわれる踊りという説。
タランテラとは3/8または6/8拍子のテンポの速い舞曲のことです。この曲はその名前にふさわしく弾むようなリズムに乗って始まります。そしてサン=サーンスらしいロマンティックなメロディーへと移り、やがてテンポが上がりドラマティックに最後を締めくくります。演奏時間は6分〜7分ですが聞きごたえも充分です。クラリネットのお友達とレパートリーの一つに加えてみてはいかがでしょうか。
(U)
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彼の作風はP.デュカスやT.オーバンの流れをくむ新古典主義的なスタイルで、この曲も調性音楽でありながら、現代風の色彩豊かなユーモラスに溢れる曲となっています。
快活に始まる1楽章、もの悲しげな2楽章、明るくリズミカルな3楽章・・・の3楽章編成なのですが、実はこの3つの楽章、調性は違いますが、始まりの4小節に同じモチーフを用いています。アレンジが違うだけなのです。これは腕の見せどころ!!まるでフルートとファゴットが会話をしているような明るくコミカルなガベーユのソナチネ!!1楽章だけでもやってみて下さい!きっと素敵なデュエットの時間をお楽しみいただける事でしょう。
【上級者向け】 演奏時間:約10分(NS)