解説
「二重奏曲Op.l45」は表題に趣旨が記された6段階教程が特徴で、段階毎に各6曲で構成されています。それらは彼の初級〜中級練習曲に対応し、【第1集】は初級用でOp.131 / Op.132 / Op.88に合致しています。A<易しいデュエット>、B<小さなデュエット>、C<メロディックなデュエット>。続く【第2集】は中級用でOp.89 / Op.l34 / (Op.l39)に対応し、各曲ともにタイトルの特徴を生かしたスタイルで目まぐるしく関係調に転調し、曲の構成力も表題通り段階的に成長してゆきます。D<様式によるデュエット>、E<華やかなデュエット>、F<大きなデュエット>。以上「ガリボルデイ総合教程」の重要な二柱です。(解説/佐野悦郎)スタッフより
第2巻は「6曲のスタイルのデュエット」「6曲の輝くデュエット」「6曲の大きなデュエット」の全18曲です。第1巻に比べると、曲全体が大きく、拍子や調性、曲調の変化などより音楽的にアンサンブル力が求められる内容になっています。♯4つ、♭3つ(転調で♭5つもあり)くらいまで、音域も中音域が中心で、アンサンブルに慣れてきた中級以上の方にとって、無理なく楽しく進められる曲集です。ガリボルディ(1833-1905)はイタリアで生まれ、パリで活躍しました。イタリア人らしい「歌」が盛り込まれた多くの楽曲は、長い間多くのレッスンで愛されています。ニュース
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