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ボウェンは、20世紀前半に活躍したイギリスの作曲家、ピアニスト。ロンドンの王立音楽アカデミーで作曲とピアノを学んだ後、多才な彼は、指揮者、オルガニスト、ヴィオラ奏者、ホルン奏者としても活躍しました。若き日にはサン=サーンスから「この世代の最も才能あるイギリスの作曲家」と称せられましたが、第1次世界大戦後はロマン派的な作風が時代に乗り遅れていると評され、次第に忘れられ、没後に残された160以上の作品も多くは出版されない状態が続きました。しかし、ようやく最近になって、再評価の機運が巡ってきました。「フルート・ソナタ」作品120は1946年にフルーティストのガレス・モリスのために書かれ、2000年に改訂版が出版されました。第1楽章Allegro, non troppoのびやかなアルペジョの第1主題とおだやかな第2主題を軸に、手堅い手法ながら、フルートの特性を生かした仕上がりです。第2楽章Andante. Piacevoleシンプルで美しい楽章。第3楽章Allegro con fuocoシンコペーションを多用して、リズムの高揚感が効果的です。全体にボウェンの独自の語法によってまとめ上げられています。スタッフより
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