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ドイツの現代作曲家F.ゲッチェ=ニースナー女史による海の様子を現代風に表現描写した (交響詩) 『海の想い出』 です。各楽章に現代奏法を巧みに採り入れた4重奏曲でその音響効果が聴かせ処です。第1楽章 ≪Spiel der Wellen am Strand≫ 「浜辺の波の戯れ」 は波打ち際に次々と形を変えて押し寄せる波を音階と半音階で異なる音型を表しています。第2楽章 ≪Tanz mit dem Sturm ≫ 「嵐の (怒濤の) 踊り」 は波頭を白く泡立てて立ち向かって来る怒濤、波しぶきがうち砕け舞い散る様子を、音型を変えた特殊奏法 「グリッサンド」 「フラッター」等 で奏でます。第3楽章 ≪Nebel≫ 「霧」 は海岸一帯に霧が立ち込める様子を 「ハーモニックス音によるコラール (和声) 」 で遠くに響かせ、その中に時折放つ灯台の光か、航行する船舶からの警笛か、規則的に信号音を送り続けます。第4楽章 ≪Strandspaziergang≫ 「浜辺の散歩」 は浜辺に寄せる波と波打ち際を楽しく散歩する楽句が交互に対話して想い出の一時を閉じます。この夏の想い出は・・・?(解説/佐野悦郎)スタッフより
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