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リヒャルト・レスラーは、ドイツ系バルト人のピアニスト、作曲家です。リガに生まれ、1897年からベルリン王立高等音楽学校で作曲をM.ブルッフに、ピアノをH.バルト及びE.ルドルフに師事。1900年にはメンデルスゾーン賞を受賞。同年、J.ヨアヒムの推薦により王立高等音楽学校の教員に任命され、以後50年以上にわたりその職に留まりました。1930年代には、J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」全曲を暗譜で公開演奏した最初のピアニストの一人となりました。レスラーの「組曲 作品16」は1907年に出版され、2011年に孫のアレクサンダー・レスラーの尽力により再出版されました。R.シューマンとJ.ブラームスを崇敬していたレスラーらしく、ドイツ・ロマン派の美学的伝統が随所に感じられる第1楽章。第2楽章は牧歌的な情景と色彩豊かな音響が魅力的です。第3楽章はリズムと拍節に面白さがあります。ロマン的な逡巡と変化を経て、格調高い讃歌へと至る構成となっています。(解説/諸田大輔)スタッフより
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