商品について
こちらはスコア譜です。パート譜はこちら解説
日本で終戦後間もない時代から、楽しいアンサンブル普及教材として幅広く活用され続けた、全6曲の重要な三重奏曲集 [D.F.D.G.D.G] です。この曲集はロンドンで初版(A.Bland & Weller c.1796)、それを基に戦後アメリカで出版され(Rubank 1956)、吹奏楽の発展と共に世界に広まっていきました。親しみやすいコンパクトな3楽章構成(急・緩・急)で書かれ、【第1楽章】は全曲共に典型的な古典ソナタ形式であり、No.1-4は第1主題においてファースト、セカンド・フルートが3度、或いは6度並行進行で元気溌剌と躍動します。No.5の主題はバロック風に各パートに模倣、展開され、No.6はジーグ風なパストラール主題が舞い踊ります。第2主題は属調に転調し、No.2,4,5,6の各主題はバロック風に全パートに模倣されます。【第2楽章】の緩徐楽章では大半が三部形式で書かれ、美しい旋律が歌われます。No.2,3はシチリアーナ舞曲が優美に舞い、No.6は明るい3声のカノンで書かれ、雅の流れを披露します。【第3楽章】は様々な舞曲が添えられ、No.1,3,6はロンド舞曲、No.2はメヌエット、No.4はジーグ風ロンドで、各舞曲が楽しく舞い踊り、No.5は行進曲です。(解説/佐野悦郎)スタッフより
スタッフのおすすめ楽譜掲載中ニュース
関連サイト
注文ボタンのない商品につきましては、右上の「お問い合わせ」よりお願いします。