解説
フェティスはベルギー生まれの音楽学者、批評家、教師、作曲家。父に音楽の手ほどきを受けた後、パリ音楽院で和声、ピアノを学び、その後、音楽理論の研究を続けました。各地でオルガニストを務めた後、パリに戻り、作曲家、音楽批評家として活動。著作は音楽史から理論書まで幅広く、今日でも重要な資料となっています。1833年、独立間もないベルギーのブリュッセル音楽院の初代院長として尽力。「フルート協奏曲 ロ短調」は、晩年の1869年に作曲され、当時パリ音楽院では既に採用されていたベーム式フルートの効果を引き出すように意図して作曲したと考えられます。ブリュッセル音楽院でフルート科教授を務めていたジャン・デュモンに献呈。第1楽章 Allegro 4/4 [b] は独奏フルートが3オクターヴを駆けめぐるパッセージで始まり、跳躍が多く使われています。短めの第2楽章 Adagio 3/4 [G] を経て、第3楽章(Allegro ma non troppo)2/4 [b] は、軽やかなスタッカートやアーティキュレーションを聴かせる部分と、歌うフレーズを交互に繰り返し、最後の見せ場のカデンツァで締めくくられます。ニュース
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