注文ボタンがない場合はお問い合わせください。

楽譜・詳細情報

  • 商品ID:9118
    VOICE

    ¥4,026(税込)

    在庫状況:

    〈在庫状況の目安〉
    ○:在庫あり/△:在庫わずか/×:在庫なし

  • 商品ID:9118
    武満 徹/Takemitsu, Toru
    VOICE
    ヴォイス

¥4,026(税込)

在庫状況:

〈在庫状況の目安〉
○:在庫あり/△:在庫わずか/×:在庫なし

村松楽器各店でも販売しているため、○/△の商品でもご注文いただいた時点で在庫切れになっている場合がございます。
×の商品でも近く入荷予定、またはお取り寄せできるものもございますので、お待ちいただける場合はご注文ください。
なお、出版社の都合により、表紙デザインが変更になる場合や、為替の変動等により、予告なく価格を変更する場合がございます。
また、ウェブ上での表示価格は、オンラインショッピングをご利用の際の価格で、村松楽器各店舗でお求めの際や、電話、ファックス等でのご注文の際には異なる価格となる場合がございます。

商品について

収録CD検索結果画面はこちら

解説

Qui va la ? (キ・ヴァ・ラ?) 「誰か?」 と奏者の大声の問いかけに続いて、フルートの音へと連続して始まるこの曲は、「ヴォイス (声) 」 のタイトル通り奏者の発する声とフルートの楽器の音に区別をつけず、同じ素材として作曲されています。1971年に、オーレル・ニコレの依頼に応えて作曲された段階では、マイクをセットした方が効果的であると楽譜に記されていましたが、作曲者自身の意向で、現在の版では 「その必要はない」 と変更され、より身近に演奏できるようになりました。テキストとしては瀧口修造の 「手づくり諺」 からの一行 『誰か? まずは物を言え、透明よ!』 の仏訳と英語が使われています。作曲者の解説によれば「書の筆勢にも似た、音の質感によるダイナミズムの変化を得るために、声を積極的に、フルートの演奏とともに用いようと思った」とありますが、日本の書の伝統にもどこかでつながる可能性をはらんでいます。重音奏法など、フルートの音の多様性を最大限に駆使して、奏者の演奏によって 「音楽として生きた実相」 (作曲者のことば) を得るように腐心して作曲された名作です。(解説/三上明子)


注文ボタンのない商品につきましては、右上の「お問い合わせ」よりお願いします。