フルーテスト直伝「ひとりでできるフルート練習法!!」

コンサートやレッスンのオンライン化が進み、新しい生活様式に合わせて、音楽との関り方も変化しています。
このコーナーでは、「いつでも」「どこでも」「ひとりでも」を合言葉に、楽しくフルートと向き合う方法を、アンサンブル、吹奏楽でご活躍の三名のフルーティストにお聞きしました。

部活動やフルートの仲間でアンサンブルを楽しんでいる皆さん、また音楽を専門的に学ばれている皆さん、
さあ、今日からはじめましょう!

※この記事は2021年に執筆していただいたものです。

  • <中高生向け>

    金野先生に質問

    金野 紗綾香 先生
    プロフィール

    千葉県鎌ケ谷市出身。
    幼少期より、ヴァイオリン、ピアノに親しんで育つ。小学 5年生でフルートという楽器に出会い、その魅力に惹きこまれ生涯のパートナーとすることを決意する。猪突猛進、思い込んだらまっしぐら。何事にも全身全霊をかける性質のもと面白いと思うものに敏感に反応し表現する為には手段を選ばないアーティストである。更にその奇抜なアイデアを実現させる実行力には定評がある。フルートを通じて世界中の人々と心繋がりたいと本気で願っている。
    東京音楽大学器楽科卒業。同大学大学院修士課程修了。
    1999年〜2014年までシエナ・ウィンド・オーケストラのフルート奏者を務める。現在ではソリストとして、また自身のプロデュースする室内楽シリーズ、オーケストラの客員首席など国内外の様々なコンサートやフェスティバルで活躍している。長野県小諸高等学校音楽科非常勤講師。雑誌の誌上レッスンや、全国各地のコンクール審査員を務めるなど、後進の指導にも力を入れている。

  • <音大生向け>

    丸田先生に質問

    丸田 悠太 先生
    プロフィール

    新潟県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同大学院修士課程修了。フルートを榎本正一、浅利守宏、大友太郎、佐久間由美子の各氏に師事。第7回JILA音楽コンクール 管打楽器部門 第2位。第15回ヤング・プラハ国際音楽祭、その他ソリストとして多数出演。
    東京ニューシティ管弦楽団を経て現在、東京佼成ウインドオーケストラ ピッコロ&フルート奏者。風の五重奏団、東京ELEMENTS、デュオ・まるみや、各メンバー。昭和音楽大学、洗足学園音楽大学、国立音楽大学、各非常勤講師。1stアルバム「丸田悠太 フルート・ピッコロ リサイタル」、2ndアルバム「Flute et Harpe a la carte」をリリース、共に好評発売中。

    ●公式ブログ“笛吹きの雑記帳”:
    http://blog.livedoor.jp/fuefuki_yuta/

    ●YouTubeチャンネル:
    https://www.youtube.com/channel/UCZT2C9cgiX5B6uB95U5Fs1g

    ●Twitter:@piccmaruta

    ●Instagram:yuta_maruta

  • <愛好家の方向け>

    大澤先生に質問

    大澤 明子 先生
    プロフィール

    東京藝術大学、及び同大学院を修了。在学中、安宅賞を受賞。’81年、ルヴァンヴェール木管五重奏団結成に参加し、第18回民音室内楽コンクール第2部門にて第1位受賞、第34回ミュンヘン国際コンクール木管五重奏部門ではファイナリストの実績を残し、ALMレコードより、フランス近代音楽を中心とした《パナシェ》と、シェーンベルクとタファネルの作品による2枚のアルバムが発売され、いずれも高評価を得ている。’96年に東京文化会館小ホールにおいて第1回フルートリサイタル、’97年、板橋アクトホールにて第2回リサイタルを開催。また東京文化会館で行われる古典音楽協会の定期演奏会では、バッハによる協奏曲等のソリストとして度々共演している。’06年より〈フルート室内楽の喜び〉シリーズを企画主宰し、これまでに近江楽堂、東京文化会館小ホール、ムラマツホールにて14回のコンサートを開催している。’20年にフルートとピアノによるアルバム《BLISS〜フルートで奏でるヴァイオリンソナタ〜》をリリース、好評を博す。フルートを鈴村栄里子、宮本明恭、川崎優、湯川和雄、金昌国、ハンス・ペーター・シュミッツ、各氏に師事。現在、東京藝術大学管弦楽研究部講師(藝大フィルハーモニア管弦楽団フルート奏者)、ムラマツフルートレッスンセンター講師、またソロ、室内楽の分野で活躍している。