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前期ロマン派のデンマークの宮廷作曲家であるFr.クーラウ (1786-1832) のフルート音楽は余りにも有名であり、それらはフルート音楽の宝庫となっています。彼はL.van ベートーヴェンと親交があり、また音楽様式が似ているところから、“フルート音楽のベートーヴェン” とも呼ばれています。それらの多くの作品には、種々多様の楽器編成の室内楽があり今日まで多くのフルート愛好家達の憧れになっています。ロマンの香り漂う、この古典様式3楽章配列の美しい曲は特徴的な編成形態 (2Fl & Pf) を取り入れています。正式の表題は 『第1番・大協奏三重奏曲 ト長調 作品119 (2Fl & Pf) 』 ですが、実は、この名曲 『作品119』 は版により様々な編成 (Fl. Vn & Pf) (Fl. Vc & Pf. (2Fl, op.119-bis無伴奏) があり、それにより多少タイトルが異なる事があります。やはり、笛仲間での演奏形態は ( 2Fl & Pf) が一般的で多く演奏されます。しかし、どんな編成であっても、フルートはどなたとでも (Fl, Vn, Vc & Pf) 親しくお付き合いできます!また美しい音楽はあらゆる視点から観察しても均整がとれて美しいものです。両者共に良い意味で 「八方美人」 ですネ!果たして原曲は何のためであったか知る由もないが、K.ティラネ著 『Fr.クーラウ』 によると前述の正式表題で記入されており 「Fr.Steigerwald氏に捧げられる筈であった作品が、実際にはJ.Sedlassek氏に捧げられた事が楽譜の扉のタイトルには記されていた」 そうです。(解説/佐野悦郎)スタッフより
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