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波瀾万丈の生涯を送ったヴァイオリン協奏曲の大家G.B.ヴィオッティは古典派時代のイタリアのヴァイオリニスト兼作曲家です。マリー・アントワネットの厚遇を受け、またプロヴァンス伯の後援を取り付けフランス革命前 (1788) のパリで歌劇場 《テアトル・ド・ムッシュー》 (後のフェドー座) を設立した事でも知られています。当時のパリはサンフォニー・コンセルタントの様式が流行して複数楽器による協奏曲が多く作曲されました。この二重協奏曲もそれらの一つで、優美な第1楽章Allegro [A] はソナタ形式第2楽章Adagio [E] は自由な3部形式第3楽章Allegretto [A] は付点音符と3連符のリズムが軽快で楽しいロンド形式です。この作品は20年ほど前、この楽譜 (IMC) 発売とほぼ同時にJ.P.ランパルのレコード 『3つのデュオ・コンチェルト (LP [1976] ) 』 により我が国に紹介された二重協奏曲です。なお、第1・第2楽章のカデンツァはJ.P.ランパルのもので二重奏用となっています。(解説/佐野悦郎)スタッフより
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