解説
解説によるとG.A.シュナイダーは演奏会用、学習用含めて多様なフルート二重奏曲を90曲書き残したそうですが、目録で出版作品を確認すると、3曲セット14組、6曲セット4組、全66曲で、何れにしても多くの作品が現存しています。若い時代ボンで活躍した、同年生まれのA.ライヒャ(1770-1836)、同時代のドイツ生まれのF.クーラウ(1786-1832)と共に、前期ドイツ・ロマン派のフルート重奏曲の発展と確立に寄与しています。この第2番は3楽章構成をとり、第1楽章は古典様式の典型的なソナタ形式で書かれ、第1主題 [C] 4/4 は艶やかに音階旋律が歌い、第2主題 [G] は下行、上行する音階旋律が流れ、双方の主題と共に躍動する分散和音伴奏で支えられます。展開部は行進曲動機が♭系調性 [g-B-Es-c] で明暗の転調を重ねた部分三声部の進行で奏でられ再現部となります。第2楽章 [F] 6/8 はシチリアーナ舞曲(萌芽期のソナタ形式風)、主題は牧歌風に美しく流れ、連鎖トリルで飾られた変化した旋律は、ファーストとセカンドが応対を繰り返し歌います。第3楽章 [C] 2/4 終曲はロンド・ソナタ形式風でロンド主題は活発に走り回り、副主題 [G] は3連符を伴い跳躍進行します。ニュース
関連サイト
注文またはお取り寄せボタンのない商品につきましては、こちらからお問い合わせください。